2011.02.07

何も言わないで実行するという行動が、信頼に繋がると思う

横浜国立大学経済学部 「TOBIWA」創設 / 須藤誠人

須藤 誠人

横浜国立大学経済学部 「TOBIWA」創設 須藤誠人

今回取材をさせて頂いたのは、横浜国立大学経済学部の須藤誠人さんです!
小学生の時から野球一筋な須藤さん。しかし、大学4年の時野球人生に終止符を打ち、
「横国生同士、横国生と他大学生のつながりがたくさん生まれて欲しい。」
という願いを込めて「TOBIWA」を創設されました。
就職活動では、面接負けなしという経験を持つ彼の人生観を紹介しちゃいます!

 

「横浜国立大学の野球部に入りたい」

―須藤さんの生い立ちを教えてください。

 父はサラリーマンで、母は専業主婦だったので、ごく普通の家庭で育ってきました。小学1年生から野球を始めて、小中高大と野球を続けていました。 野球ばかりしていた訳ではなく、親が厳しかったので、1時間勉強してからではないと外に出してもらえませんでした。でも、そのお陰で野球と勉強の両立が身についたと思います。

―横浜国立大学経済学部を志望した理由を教えてください。

 横浜国立大学での大学リーグ戦では横浜スタジアムで試合ができるので、その環境に惹かれ、横浜国立大学を受験しようと決めました。 今まで野球中心の人生だったので、自分の好きな環境で野球ができるように、一生懸命受験勉強していたと思います。もともと理系でしたが、理系だと勉強が大変で野球ができないと思い、文転をしました。
「横浜国立大学の経済学部に入学したい」というよりも、「横浜国立大学の野球部に入りたい」という思いだったので、自己紹介では横浜国立大学野球部ですと言っていましたね。 私がそこまで野球に熱中できたのは、自分を表現できる場として物凄く心地よい環境だったからです。

―野球部時代で成功したことは何ですか?

 最初の頃、自分は野球が上手いと調子に乗っていました。そう自分で思うだけあって、新人戦に1年生でレギュラーになったんですが、新人戦の本番の日に3打席連続で三振をしてしまって、そこから感覚的におかしくなってしまったんです。
その当時3グループに分かれて練習していたのですが、通常だと真ん中か上のグループに所属していました。ですが、その出来事があってからは、ずるずると下がってしまい、4年生が引退する頃にはベンチにも入れず、下のグループで満足な練習ができない環境にいました。 それが本当に悔しくて、冬場毎日最低500本バットを振ることを決めました。大学2年生の時やっと照明がついたのですが、それまでは光も無かったので、自分で小さな電気をコードでつないで、早くても7、8時まで残って練習していました。2年の春に監督からチャンスをいただき、この場で今までの努力してきた事を出すしかない!と思い、全力で頑張りました。その結果、チャンスをものにできたのが成功だと思います。

―今までの経験の中で失敗から学んだことはありましたか?

 何事も謙虚にならないといけないと思いました。今まではたまたま環境が恵まれていただけで、新人戦の時の経験から、ダメだった時の自分が本当の自分なのではないかと感じました。 今までの運の良い環境から一歩外に出たことで、本当に自分の実力をつける時がきたなと感じました。毎日500本バットをただ振るだけでなく、毎日の目標だてをしっかりして、尚且つただ数をこなすだけでなく、その中の質を高めていく事を気に留めていました。
 あとは、仲間の存在が大きかったことに気付きました。今までは僕の姿を見て頑張ろうと思っていただろう友人達に、どんどん抜かれてしまい、とても悔しかったです。  今までなら自分の考えが正しいと思っていて仲間からのアドバイスに耳を傾けていませんでしたが、一度挫折をしてから仲間の大切さが身に沁みるように感じられました。

―大学生活は野球一筋だったんですか?

 4年生の春、野球に身が入らなくなり、仲間よりも一足早く引退しました。だけど、仲間が頑張っているのに自分だけ遊んでいるだけの堕落した生活を送りたくないと思っていました。しかし自分がどうしたいのか分からなかったんです。そんな中「ReLife」にも載っています落合君など学生団体で活動している人達と飲みに行く機会がありました。 その時に一番感じた事は、こうゆう人たちと話すだけで自分はどうしたいか再認識でき、また、新しい発見もできると感じました。そして、なにより自分も新しいチャレンジをしたいと思えました。株式会社ビジネスバンクの浜口社長の講演もそうだったのですが、いろいろな人の影響を受けることは貴重な経験だと思います。  学内にいるだけだとどうしてもコミュニティーが狭く、視野も狭くなってしまうと感じ、自分のサイトで、社会人で活躍されている方や学内の生徒で学外の活動をしている人達にインタビューをすることで、学生に新しい価値観とキッカケを伝えたいと思い、「TOBIWA」を立ち上げました。

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