2009.07.12

あるがままに生きる

株式会社ヒューマンクオリティー / 樋口 ユミ

樋口

株式会社ヒューマンクオリティー 樋口 ユミ

「人が困っている事、やりたくない事、それに関わったり、解決することでみなさんのお役にたてますし、そこにビジネスチャンスもあると思うんです。」そう語るのは株式会社ヒューマンクオリティー、代表取締役の樋口ユミさんです。
現在は企業、学校、行政、医療など全ての法人を対象にハラスメント防止研修・相談窓口と、ハラスメントに特化したサービスを提供しながら、活躍されております。
その樋口さんに学生時代から現在に至るまでの経緯と今後の展望をお聞きしました。

「やりたいことよりもできる事を見つける」

樋口さんの学生時代のお話をお聞かせ下さい。

私は高校時代に見た早稲田の学生達が取り上げられているドキュメンタリーに憧れて、大学時代は大学の混声合唱団に所属していました。当時は合唱が凄く流行っていて部員は100人ぐらいいました。歌が好きというよりはみんなで何かを作り上げるのが好きで毎日とにかく練習していましたので、それが学生時代では一番印象的ですね。

ただ、人間には才能というものがありますので、スポーツでも芸術でも同じかもしれませんが、ある一定ラインまでは努力次第でカバーできてもそれ以上のレベルに行くには才能が必要です。私はあまり才能が無かったのか、頑張ったのですが周りの人より劣っていたんです。その時に学生ながら挫折感や葛藤というものを味わいました。
そして、自分はその中で何ができるのかと思った時に、運営側、マネージメントなら頑張れると思ったんです。
そして、3年生になったとき、クラブの執行委員(幹部)をすることになりました。当時、女性の執行委員というのはあまりいなかったのですが、学内のオーケストラや他の部、職員の人とのつながりを持つなど学内の対外的なマネージメントをしていました。
歌は不得意だけれどマネージメントの部分で楽しさを見つけ、一生懸命頑張れたことは自分自身の成長に繋がったと思います。私は高校時代に見た早稲田の学生達が取り上げられているドキュメンタリーに憧れて、大学時代は大学の混声合唱団に所属していました。当時は合唱が凄く流行っていて部員は100人ぐらいいました。歌が好きというよりはみんなで何かを作り上げるのが好きで毎日とにかく練習していましたので、それが学生時代では一番印象的ですね。

ただ、人間には才能というものがありますので、スポーツでも芸術でも同じかもしれませんが、ある一定ラインまでは努力次第でカバーできてもそれ以上のレベルに行くには才能が必要です。私はあまり才能が無かったのか、頑張ったのですが周りの人より劣っていたんです。その時に学生ながら挫折感や葛藤というものを味わいました。
そして、自分はその中で何ができるのかと思った時に、運営側、マネージメントなら頑張れると思ったんです。
そして、3年生になったとき、クラブの執行委員(幹部)をすることになりました。当時、女性の執行委員というのはあまりいなかったのですが、学内のオーケストラや他の部、職員の人とのつながりを持つなど学内の対外的なマネージメントをしていました。
歌は不得意だけれどマネージメントの部分で楽しさを見つけ、一生懸命頑張れたことは自分自身の成長に繋がったと思います。

今の学生に対してどのような印象を持たれていますか?

私は大学卒業後、母校の職員となりました。就職部が長かったのですが、その当時は93年でバブルがはじけた後で就職の超氷河期でした。ですから、それ以前とは違い学生の皆さんがすごくしっかりしていましたよ。やはり今も就職が厳しいという事は変わらないので学生はしっかりしてきているという印象を持ちますね。

学生時代の経験で今に生きていると思うことを教えてください。

私は社会学部だったので、社会学的な思考回路が身についたことは良かったと思います。
社会学という分野は、社会で何が起きているのか知ることと、それがなぜ起きるのか原因を探る、因果関係を解明する分野です。それは今のコンサルティング業務でさまざまな会社を広い視点からとらえて客観的にみてどうなのか?ということができることにつながっていると考えています。

今学生時代を振り返ると学生時代にやっておきたかった事はありますか?

もっとたくさん勉強しておけばよかったと思いますね。
専門分野でも政治でも古典でもなんでも、もっと勉強しておくべきだったと思います。
結局、今読まなければいけない資料ですとか本がでてきた時に「学生時代に読んでおけばよかったなぁ」と痛感させられます。
学生時代に意味がよくわからなくても一度勉強しておけば、一度見たことあるだけで全く意識が違いますよね。最初からやるにはとてもエネルギーがいりますし学生時代の時間を有効に使ってたくさん勉強した方が良いと思います。
後は、海外に行くことですね。私は幸運なことに大学に就職してから20代のうちに学生さんと一緒に短期留学をしたり、アメリカやカナダ、アジアなどに海外出張する経験もできたから良かったのですが、学生時代にお金を貯めて旅行したりするのが良いと思いますよ。
海外に行って人種、風土、考え方そういう違いを知るのは自分の世界観も広がりますし、成長する良い経験になると思います。私は臆病者で学生時代は海外にいく勇気がありませんでした。皆さんには是非一歩踏み出してもらいたいと思っています。

 

 

 

学生のうちに今後のやりたいことを決めるには何をしたら良いと思いますか?

私もやりたいことは学生時代には見つかりませんでしたし、それはまだ学生時代に見つからなくても良いんじゃないかと思います。やりたいことを決めつけると、それに縛られてしまうと思いますし、「なりたい自分」とか「やりたいこと」を見つけるのは幾つになっても非常に難しいことです。
ちょっと極端に思うかもしれませんが、なくても構わないと思っています。それよりも「この場にいると自分が楽しいなぁ」と思えるような場を探す、「苦労してでも、失敗してでもやり通す」、今、自分が体験できることを大事にしていく事が、見えない「やりたいこと」を探すことよりも大事だと思います。
やりたいことの決定打になる経験はこれからたくさんあると思います。また、楽しかったり、苦労したり、試行錯誤したりすることを通じて、自分はこういう事をやりたいんだな、またはやってきて良かったな、と人生の中でいつか見つかればいいのではないでしょうか。

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