2009.03.29

自然の流れの中で起業

ハリーヒルファーム株式会社 / 小針 一浩

ハリー

ハリーヒルファーム株式会社 小針 一浩

高校卒業後は、アメリカに3ヶ月間放浪の旅に出たと言う小針社長。
カウボーイを目指してロデオの練習に明け暮れたアメリカの牧場での体験が、「ハリーヒル・ファーム」という社名につながっていきました。ハリーヒルの中で何を育んでいこうと思ってきたのか、お話を伺ってきました

「自然の流れの中で起業」

日本帰国後にシステム開発の業界に入られたのは理由があったんですか。

 そもそもこの業界に入ったこと自体が偶然なんです(笑)。
 95年ごろだったと思うんですが、当時ちょうどWindowsが出て、インターネットが出た時期で、そのときに「FromA」を買って、「パソコンがさわれる仕事をしよう」ということで「未経験でもOK」の仕事はないかと探したらいくつかありました。その中に「使用言語RPG」とあって「ソフトウェア開発」とあったので、僕はロールプレイングゲームの開発をする仕事かと勘違いして面接に行ったらそのまま受かってしまったんですよ(笑)そういう流れで入ったのです。PCの時代なので古い仕事はやりたくないと思いつつ、やらせてくれなかったので転職した先では、今度は会計ソフトの開発をやらされたわけです。という、どうしようもない流れです(笑)

仕事も自然な流れの中で決まっていったという感じですか

 そうですね。はなから決めてかからないで、何でもやってみようというスタンスです。

ITコンサルタントとして独立したのはいつごろ、どういう理由からだったのですか。

 10年前、僕が27歳のときです。それも「流れ」でした。組織で仕事をするのが嫌だったわけではなくて、たまたま僕の会社で上司がいろいろ問題を起こしていたことがあって、それを僕が指摘していたことがあり、それが裁判沙汰にまで発展することがあったのです。
 僕自身人を責め立てているところもあったので、それが落ち着くと同時に辞めて、独立するかな、という流れでした。

独立したときは、「コンサルタントをやろう」とか、具体的にやりたいことを決めていたのですか。

 業界にいて、「独立しても大丈夫、やっていけるな」というのがあって、そこで「自分を試してみよう」と思い独立しました。
 個人として、しばらくコンサルタントをやって、その後1〜2年後にハリーヒルを立ち上げました。よりいい環境とは何か、そして今自分にやれることは何かを考えたときに、会社を作るほうがベターだと考えて作りました。

 

 

 

会社を作ったときは今と同じ業務内容だったのですか。

 いえ、最初はITの分野でした。
 社名の中にある「ファーム」ですが、これは「会社」ではなく「牧場」の意味を込めてつけたものです。牧場というのは人が育つ環境であったりとか、あとは雑多なものが共存していける環境なわけじゃないですか。もう一つは、牧場は、僕自身が成長した場所であるということもあります。ハリーヒルの会社を立ち上げたときは、会社の中でどんどん新しい事業が生み出せればいいな、という思いがあったんです。その中でITの分野というのは、自分ができるところでもあったし、好きな分野でもあったのです。2001年に会社を立ち上げて、2009年にITの分野は分社化しました。
ビジネスの中で、「効率化」という面でのコンサルティングをしています。
 そこで行う「プロセスデザイン」というのは、会計などの手順を効率化していくことです。トヨタだと「カイゼン」ていうのがありますよね、あれもプロセスをデザインした結果なんですよ。業務の「流れ」をより効率化させていくことによって、ムダをなくしていきコストを削減していくという、ITとプロセスを融合させた形です。ITが出てきたことによって、昔は人の手作業でやっていた作業に、ITを組み込んでいきながら効率化させていくということに関して、コンサルティングしています。

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