2009.04.29

流通も行えるデザイン事務所

テツタロウデザイン / 中林 鉄太郎

中林-鉄太郎

テツタロウデザイン 中林 鉄太郎

商品は、デザイナーだけが作っている訳ではない。 そう語るテツタロウデザインの中林鉄太郎代表は、デザイナーやアーティストのエキセントリックな印象ではなく、ホスピタリティあふれる優しい方でした。 今日は日本大学藝術学部の講師も併任されている中林代表に話を聞いてきました!

「パーティーで直談判」

中林社長がデザイナーになろうと思ったのはいつだったのですか?

 デザイン学校を受験した時、他の仕事のことは考えていませんでした。なので決心したのは受験を決めた時ですね。デザインの中でも建築や工業デザインに興味を持っていました。そのきっかけは美術館の展示設計をしていた父の仕事を間近で見ていたことだと思います。 デザイン学校を卒業後は、プロダクトデザインと建築デザインを両方ともやりたいと思っていました。今でこそ両方扱っている事務所はたくさんありますが、当時はそれほどありませんでした。その中で、黒川雅之さんの事務所に入りたいと思ったのですが、その時は人材募集はしていませんでした。 なので、なんとかアプローチを考えた末に、パーティーに忍び込んで直談判をすることにしました(笑)

それはすごい度胸ですね(笑)

 とは言っても全く初対面ということではなく、デザイン学校在学中に学生のデザイングループに参加していて、そのグループでは仲間に恵まれていて色々な企業にスポンサーをしてもらいながら自転車や車いすなどを作りました。 そのグループで自転車デザインコンペの大賞を頂いたときの審査員長が黒川さんだったんです。なので、もしかしたら覚えてくれているかもしれないと思い、『あの時自転車を作ったメンバーの一人です!お金はいらないので5年間勉強させてください!』と言いました。結局入社して3カ月ほどで正社員として扱ってい頂き、10年間働かせてもらった後、独立することになりました。

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