2011.11.08

人との出会いがとても大切

あきない総合研究所株式会社代表取締役 / 吉田雅紀

吉田麻紀

あきない総合研究所株式会社代表取締役 吉田雅紀

今回インタビューさせていただいたのは、あきない総合研究所の吉田雅紀さん。

起業・ベンチャー支援に特化し、起業・ベンチャーを対象にワンストップサービスを提供されており、アジア最大のベンチャーネットワークを作り上げることを未来に掲げています。社内起業をきっかけに今に至る吉田さんのインタビューをご覧ください!

 

「社内起業がきっかけ」

吉田さんは学生時代、何に熱中されていましたか?

 バイトですね。とにかく色々なバイトをメチャクチャやりました。50種類以上のバイトをやっていたと思います。その中でも印象的だったのは浄化槽の清掃のバイトです。浄化槽とは分かりやすく言えば、人のし尿が溜まっているところですね。バキュームカーを使って、し尿を吸い取るんです。かなり過酷な環境で、やりたがる人もなかなかいなかったので、日当がかなり良かったです。当時のお金で8000円くらいでしたね。

その経験で、現在のご自身に活きているのはどのようなことでしょうか?

 仕事に対して誇りを持つという姿勢です。浄化槽の清掃のバイトをしていて2つの相反する感情を抱いていました。
  一つ目は、「オレは大学生なんだという強気な感情」です。浄化槽の清掃というのは、下に見られやすいもので、実際に小学生に冷やかされたりしていました。あれはキツかったですね。さすがに小学生に冷やかされると頭にきますから、反発して「オレは大学生なんだという強気な感情」が芽生えていましたね。
  二つ目はその一方で「申し訳ない」という感情がありました。最初のころは、なかなか浄化槽の清掃という仕事に対して、誇りをもって、作業することができませんでした。しかし同じく清掃をしている社員さん達が、自分たちの仕事に誇りを持って取り組んでいる姿を見て、「申し訳ない」という気持ちが湧きました。頭が上がらなかったと同時に、仕事に対して誇りを持つという姿勢を、その汗水たらして懸命に働く姿から学ばせていただきました。 

起業というものは、いつごろから見据えていられましたか?

 あまり意識していませんでしたが、バイトを通じて「自分の労働価値」をいかに高めるか、ということは前々からかなり意識していましたね。バイトでもインターンでもいいですけど「自分の労働価値」を意識して働くと、学生生活がとても実り多きものになると思いますよ。起業を本格的に意識し出したのは、以前に勤めていた小泉産業株式会社での社内起業の公募にしたことです。

 

なぜ社内起業をしようと思ったのですか?

 そもそも当時、このまま会社に居続けることに疑問を感じ始めていました。なぜならば、スポーツカーに乗っていた課長が「燃費が悪いから」という理由で、無難なセダンに落ち着いてしまうのを目の当たりにして「この会社で頑張り続けても、車の燃費を気にせなあかんのか」と思いました。正直虚しく感じました。コツコツがんばっても、そんなもんなんかと自分の将来に対して不安を感じました。そんなとき、社内ベンチャーの公募があったので、これはチャンスだと思って応募しました。

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