2012.01.12

自己啓発をして成功する人、しない人

株式会社エス・エス・アイ創業者 / 田中孝顕氏

田中

株式会社エス・エス・アイ創業者 田中孝顕氏

今回インタビューさせていただいたのは、田中孝顕様です。

「人が望みを叶えるにはどうすればいいか」を追究してきた田中様は、
株式会社エス・エス・アイを創業し、
ナポレオン・ヒル財団の上級顧問、ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部理事長に就任、
2004年度高額納税者ランキングベスト10に輝くなど、
自らが「願望実現のロールモデル」となっています。

「どのように自己実現されてきたのか」「成功できる人とそうでない人の違い」
などのお話を伺った、注目の記事です!

 

 

学生時代の成績はいつも下から2番目か3番目だった

現在の主な事業内容についてお聞かせください。

 今は退いてしまったけれども作ったという意味で言うと、人間の願いをどうしたら効率よく達成できるかというプログラムの開発と販売です。 

この事業を始めたきっかけのようなものはあったのですか?

 僕は学生時代、極めて成績が悪かったんです。これが全てのきっかけだと思います。
 普通に悪いぐらいならまだいいんですが、小学校から高校まで一貫して下から二番目か三番目ぐらい。それで高校三年の時に、どうすれば現状から脱出出来るか考えていたんです。例えば自己啓発の本を読むとかね。
 その中のもので、自分の心をコントロールして、つまり軽い瞑想状態になって、自分の夢や目標を達成した時のイメージをするという方法を実践してみました。SSVS2はこれが元になっているんですが、これは自律訓練法と呼ばれるものの応用で、自分自身を軽い瞑想状態にして、一定のレベルのアルファ波を生起せしめる。そうしながらプラスのイメージを頭に鮮明に思い浮かべますと、イメージされた方向に無意識のうちに進んでいくことが可能になる、またやる気そのものがコントロール出来るというものです。

 この技法は、当時はまだ体系立てられたりはしていなかったけれど、大脳生理学者などが勧めていたので、信じてやってみました。まあ成績が悪かったし、大学も高校からエスカレーターで行けたから、社会に出るのが不安。そんな時に自分でも出来そうな情報が入ってきたから、わらにもすがるような想いでやったんです。アルファ波が支配的に継続して出ると、つまりアルファ支配の状態になると、頭の中の雑音がさっと消えるなどの身体的な変化が起こる。これを出来るようになるまでに一年半かかりました。でもそれがすごく効果が出て、何かやろうと思った時に、その達成した時だけでなく、そこまでのプロセスまで鮮明にイメージ出来るんです。
 「これはもしかしたら事業化出来るのでは無いか?」なんて考えている矢先、瞑想状態になれるという初の国産のバイオフィードバック装置(以下BF装置)が開発されたと知りました。

 これは頭にセンサーを付けて測定し、アルファ波が出ているとひぐらしの音が鳴り、出ていないと鳴り止むというものでした。端的に言えば、この装置は確実に脳をアルファ支配にさせる装置です。ひぐらしが鳴き続けると、今アルファ支配だと分かるので、非常に便利でもあったわけです。この装置の元になったものは、当時からアメリカで脳溢血などで手足が動かなくなってしまった患者さんのリハビリに使われていました。いくらリハビリをやっても上達しないから、なぜなのかと調べてみると、患者さんが「やっても報われない」と思っていることがわかった。どれだけ訓練しても、全然動くようにならないと諦めてしまっていたんですね。この装置の場合はアルファー波ではなく筋肉から出る筋電位を測定しますから、傍目にはわからないけれど実は筋肉は動いてるということを客観的に知らしめることが出来ます。すると、それが励みになって早く上達するんです。
 これを元に開発されたBF装置と、アルファ波を活用し目標を達成する自律訓練法を、一緒にしたらどうかとひらめいたのです。このあたりがきっかけになっています。 

起業されるまでの経緯をお聞かせください。

 上のようなアイデアはあったものの食べていかなければならないから、とりあえずつぶれないところに行こうと思い、国家公務員になりました。なったはいいんだけど、給料が安い(笑)  
 事業を始めるお金を貯めようと思っていましたから、もう少し給料の高いところは無いかと探して、東急不動産に転職することにしました。会社側としては公務員から来たということでめづらしいと思ったのかわかりませんが、入社出来ました。しかし実際は、自分の事業のことを考えるあまり、仕事に熱心にはなれませんでした。出来ない社員として有名でしたね。私自身も、給料を貰っていながら、申し訳ないと思っていました。
 そして30歳の時に、大歓迎されつつやめて(笑)すぐに今の会社の前身であるSSI人材活性研究所を設立しました。

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