2013.11.27

多様性を活かす

株式会社モンスター・ラボ / 鮄川 宏樹

モンスター・ラボ

株式会社モンスター・ラボ 鮄川 宏樹

1975年3月6日生まれ。神戸大学卒業。
1999年プライスウォ—ターハウス(現在:IBM)に入社し、IT・経営コンサルティング業務に従事。
2000年11月、テクノロジーが世の中を変えていくインターネットの世界に魅せられ、当時日本でオブジェクト指向技術の先駆けであったベンチャー企業イーシー・ワンに入社し、 2003年には会社の最年少マネージャーとしてJASDAQ上場を体験。豪州BondUniversityのMBAプログラム受講時、集大成となるビジネスプランを事業化し、 2006年2月に現在の株式会社モンスター・ラボ設立と同時に代表取締役就任。 多様な音楽を多様なリスナーに届けたいという想いのもと、インディーズ音楽配信サイトmonstar.fmをリリース後、店舗向け/個人向け音楽ストリーミングサービスmonstar.chなどを開始。 その他、音楽に限らず「多様性を活かす仕組みを創る」事業を模索・展開。

 

もともと知らない曲だったらネットでどう探しますか?

鮄川さんが「monstar.fm」「monstar.ch」といった音楽事業を始めようと思ったきっかけなんでしょうか?

 僕が創業した2006年には、すでにipodやiTunesのような音楽を手軽に聞くことのできるインフラが出来ていましたが、音楽がデジタル化することの本質的な変化は、単にCDがMP3などのファイルに変わるということではなく、今まで店舗には置けなかったような多種多様な音楽を置ける場がインターネット上にできることだと考えました。また、アーティスト目線に立つと、良い音楽を作っても発信する場がありません。つまり、新しい音楽や自分の好きな音楽、アーティストに出会える場を作りたいと思ったのがきっかけです。

鮄川さんは、何か音楽活動をされていたご経験はございますか?

  音楽活動の経験はないです。僕はリスナーだったのですが、ライブに行くのが好きで、音楽をやっている人との関わりが多かったです。身近な人では、弟が音楽をやっていたのもきっかけになっています。 スポーツを行い、スポーツを観戦していましたね。

今、アーティストが抱えている問題はなんでしょうか?

 せっかく良い音楽を作っていても、それを広めることがなかなかできていないことです。ライブしてレコーディングしてCD作って売ってはいますが、それが難しい。アーティストは良い音楽を作ることに関しては凄くクリエイティブだが、それを広める手段を持っていないんです。それを解決するプラットフォームを僕らが作りたいと思っています。

そのためには、インターネットの力が重要なのでしょうか?

インターネットは多数対多数のマッチングにとってはいろんな切り口での仕組みを作りやすいのが強みです。  たとえば、曲名やアーティスト名で音楽を検索するケースがほとんどだと思うのですが、もともと知らない曲だったらネットでどう探しますか?

「かっこいい」「曲」のようにジャンルで探します。

 でも、その「かっこいい」というのは誰が決めたのか分からないですよね?そこで僕らは全ての曲を視聴できて、この曲が「癒し系」、「楽しい」などユーザーが感性で音楽を探せる場を実現したんです。感性によって半受動的に音楽を選べるということです。この点を創業時に一番工夫しました。

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