2010.10.01

自分に合った起業のカタチ

株式会社エイリスト / 酒井 一樹

株式会社エイリスト 酒井 一樹

 学生起業を志す学生はたくさんいたとしても、問題意識が浮かばなかったり、漠然としていて立ち止まってしまった経験はあるのでは無いしょうか?
進学校でもない高校から慶応義塾大学への入学を果たし、 就活をもっと楽しいイベントにしたいという問題意識から起業を志し、学生時代に起業に参加した方がいます。
それは現在、株式会社エイリストの代表取締役 酒井一樹さんです。
20代社長が夢見る未来とは?

「学生起業を経験」

酒井さんが慶応義塾大学を志したきっかけを教えてください

 慶應にこだわった訳ではなかったのですが、”東京に出たかったこと”と”高い目標を設定したかった”というのが理由です。 中学時代、私立高校を受験したのですが、まぁ、一言で言ってしまえばそこで失敗 したんです。(笑) なんとか受かったのが、大学へ進学する人が3割程度しかいないよう な高校でした。ただ、その失敗があったので、高校1年の時点で、「絶対リベンジしたる っ!!」って決意することができました。周りは「うちの高校だったら●●大学は無理」 みたいなムードがあったりしたんですが、そんなことは気にせず、目標地点を高く設定し て受験勉強に励みましたね。

 

そうして入学された大学での生活はどのようなものでしたか?

  大学1、2年の頃はバイトやサークル活動に取り組む、ごく普通の大学生でした。予備校 の合宿を運営するアルバイトや学内の環境サークルに参加して、イベント企画、広報を担当していました。 
  振り返って、やっておいてよかったなーと思うのが、バイトやサークルのメンバー達と 「答えのない議論を本気で戦わせた」という経験ですね。今もいろんなところで活かされてますね。  
  就職活動については・・・、実は始めは民間に行く気は全くなかったんですよね。公務員になろうと思ってダブルスクールまでしていました。環境サークルで活動するうちに、仕事でも環境問題など社会問題に関わりたいと思うようになって、「環境省に行 く!」なんて公言してましたね。でも、周りの人達が就活をしているのを見ていて、「な んかみんな楽しそうだな〜」って思って、、それで就活を始めました。(笑)  いざやってみると、やっぱり楽しくて、でも一方で落ち込みまくってる人たちを目の当たりにして。そこで「就活」というものを、もっとみんなが楽しめるようなイベントにしたいな〜と思って、当時流行っていた「SNS」(ソーシャル・ネットワーク・サービス)と就活を組み合わせるという企画を思いつきました。 
  でも、すでに先を越されちゃってて、それなら競合するよりも一緒にやった方がいいなと考えて、自分もその団体に参加することにしました。

 

就活SNSについて詳しく教えてください!

 「ダチンコ」という就活SNSで、2つのコンテンツを運営していました。1つは先輩達 の就活体験談とか、仕事を選んだ理由のインタビュー記事の掲載で、もう1つが企業の説 明会の締切りなどの情報をまとめた就活カレンダーというものです。
  ちなみに就活カレンダーについては、今も就活バリューという学生団体が引き継いで運営してくれてます。 この経験が、自分の企画したものが形になり、数字に反映していく。これがとても楽しいことだと気付かせてくれたんですよね、多分この団体に入ってなかったら起業もしてな かったと思います。

 

卒業後もそのままダチンコの運営を続けることは考えなかったのですか?

 あー、考えましたね。(笑) でも、一度違うビジネスをしてからもう一度起業した方が いいなと思って、やめました。 というのも、ダチンコは学生をターゲットとしたビジネスなので、自分も学生だった 当時は、がっつりマーケティングをしなくてもよかったんです。ただ、学生でなくなると ひとたび優位性を失うので、まずは自分がターゲットに入らないビジネスを経験するため、就職を決めました。

その後は株式会社ジェイブレインに就職されるということですがどうしてその会社を選 んだのですか?

ジェイブレインのことは、逆求人という就活イベントに参加した時に初めて知りました。そのイベントで、ジェイブレインの社長から直接話を聞く機会があって、最初の印象は得体の知れない会社だな、って。(笑) その他社には無い、得体の知れなさが新鮮だ ったので、オフィスに遊びに行くことにした。それが最初のきっかけでしたね。  
  この会社は上場企業や上場を目指す企業向けに、社長の右腕となるような優秀な人材を 紹介する、というビジネスをやっていて、会社の社長達がお客さんです。これなら自分はターゲットにならないのでいいなとも思いました。  
  また、日本を元気にしようというミッションを掲げている会社だったので、その目標に 向かい、本気で取り組む社員と触れ合えたことも大きかったです。

「STEP2へ進む」次ページへ続く≫