2012.01.16

ビジョンが違う人の意見は聞かない

株式会社美人時計創業者 フィリアデザイン代表取締役 / 中屋優大

中屋

大ヒットサービスを創った中屋様の発想法とは?

現在の事業の前に制作されていた美人時計の開発経緯についてお聞かせください。

 最初は、世界に名前を売ること、そしてしっかりビジネス出来ることを目標にしました。
 その後、人の共通して興味ある要素をピックアップし、人気のある事業を洗い、成功率をあげましたが、問題は山積みでした。
 1つは制作費がほぼなく、広告費も出せなかったということです。そこで360名の素人モデルの方に「面白い!」とクチコミされるよう様々なしかけを考えました。サービス名を「美人時計」としたのもクチコミの1つです。
 その結果、ローンチ当日は1万PV/3ヵ月後には100倍の100万PVを記録しました。
 メディアから企業まで、さまざまな問い合わせも多く頂き
 3ヶ月目で、ビジネスの基礎/軌道をつくることに成功しました。そして
 5ヶ月目、iPhoneアプリで1位を記録/会社創業。
 7ヶ月目、会社を1度バイアウト。
 12ヶ月目、世界進出、1年数ヶ月でさらに会社をバイアウト。
 人気サービスをつくることに成功し、会社を2回売りました。
 ちなみに一番最初に連絡頂いた企業は、個人経営の小料理屋さん。とても先見性のある方で、要望は「店舗前に、美人時計を置きたい」という内容でした。



現在の中屋様から振り返り、ビジネスの素人がヒットを出せた理由、そしてその経験から学んだことについてお聞かせください。

 まず美人時計がヒットをした理由に「ローンチ前の徹底したシュミレーション」があると想います。  
 シュミレーションの結果が良ければ、信念が持てますし、仲間とも共有できます。違和感があればまず「自分を疑い」それでも納得できなければやめた方がいいでしょう。
 あとは素人だけに、柔軟な発想があったことです。プロの意見も大事ですが、壁をつくられる場合が多いです。
 プロも場があってのプロ。それなら「場をつくってしまおう!」と大口叩いてました。  
 ただその企画会議は、ビジョンが広く、知識が相当深い2人で行いました。
 僕は何かを生み出す会議は、意見がまとまるように2人で話します。
 あと企画に関しては、素人とかプロとかあまり関係なく「ワクワクするかどうか?」で判断しています。



なぜ事業譲渡を選択したのですか?

vol0322_3 最初の譲渡は、創業2ヶ月目ですが、美人時計を大きな組織にするためです。譲渡が条件というのもありましたが、サービスが広まれば問題なかったので、代表を譲りました。
 また次の譲渡は、サービス開始して1年数ヶ月後。その間に、多くの人に感動をもらいました。
 「1日でこんなに生活が変わるんだ。」というスピードで、沢山の成功も体感できたので 話を頂いたときに、自然に承諾できました。
 あとは美人時計がゴールではなかったので、次の事を考えていました。

 

アイデアの出し方やアイデアを出す力の鍛え方などありますか?

 アイデアの産み方には最初相当苦労しました。というか、産み方わかりませんでした。
 なので最初に「アイデアとはどういうものか?」を理解することをオススメします。
 僕がアイデアを産むときは  
 1.アイデアを産みたいジャンルの情報を広く深くインプット
 2.相対/無縁のジャンルの情報も深くインプット
 3.脳を混乱させる
 4.リラックスさせる
という工程で行っています。
 また僕は「足でメール打ったり/映画を2倍速で見たり」つねに脳に負荷をかけています。

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