2013.07.14

起業してみないと分からない部分も多々ある

株式会社Pitapat / 合田武広

合田さん

株式会社Pitapat 合田武広

2011年、国内外のビジネスコンテスト優勝をきっかけに仲間と株式会社Pitapat を創業。
2012年1月よりCyberagentの子会社となる。
2012年5月にリリースしたiPhoneアプリ「Pitapat」は公開3日で10万ダウン ロードを記録し、AppStoreのSNSカテ ゴリで1位を獲得。
2013年4月より、実名性Q&A「Qixil(キクシル)」を招待制にて公開。

 

新しいものを生み出し、それで世の中に貢献する


現在、どのような事業をされていらっしゃるのでしょうか。

 現在は、Qixil(キクシル)というサービスを展開しています。元々は、Pitapatというサービスを運用しておりましたが、現在は、Pitapatを閉じてQixil(キクシル)という実名のQ&Aサイトをしています。
 Qixil(キクシル)に関しては、主にITの経営者やスタートアップのベンチャーの方に使って頂いています。特徴としては、実名なので質問と回答の質がとても高いことですね。普通従来のQ&Aサイトだと匿名なので、信憑性に欠けた回答がかえってくるという、欠点があります。一方、Qixil(キクシル)は、Facebookログインを必須にしているため実名性を保っているので、非常に質が高い回答が返ってきます。僕自身がもこのサービスをユーザーとして使っていて、「キクシルの現状の質を保ちつつスケールさせることはできると思いますか?」という質問をしたところ、nanapi の古川さんやサイバーエージェントの藤田さんなど約17名の方が答えてくれました。僕自身も非常に為になりますが、僕と同じ悩みを持った人もたくさんいて、そういった方々にとっても非常に有益なメディアになっています。今は、ITに特化していますが、将来的には、様々な分野に広げたいと考えていますね。
 普段、日常で生活していて、様々な悩みを抱えていると思います。僕は、トライアスロンをやっているのですが、そのことに関しても人に聞きたいことがたくさんあります。ただ、周りに誰もいなかったら、それを解決できません。でも、Qixilがあれば、有名なトライアスロンの選手が答えてくれる可能性があるんです。このサービスは、他のユーザーをフォローす仕組みもあり、一度フィローすればフィードにフォローしたユーザーの回答が流れてきます。Qixil(キクシル)は従来の質問して、答えるだけのサービスではなく、ソーシャルネットワークの要素が、すごく強く人との繋がりを重視しています。 



このサービスを作るきっかけは、何でしょうか。

 僕は、学生の時にビジネスコンテストでPitapatを提案し、数々の賞をもらいました。そのため、このサービスは、絶対にいけるという自信がありました。起業して、すぐにサービスを作って、プロモーション費用もかけて、リリースしました。リリースしてから3日で10万ダウンロードを達成し、1ヶ月で20万ダウンロードほどダウンロードされました。しかし、その後が厳しかったですね。ユーザーが、なかなか定着しなくて、サービスをクローズしました。次にどうしようかと考えた時に、様々な方に相談させて頂きました。その中で、運用、プロモーション、企画の仕方は、こんな方法もあるのかと分かりました。自分達にあまりに知識が無かったことに気付いたんです。どうすればその知識を企業当時に知ることができたのかと考えるようになりました。結局、経験している人に聞くしかない。しかし、聞く人が周りにいない場合はどうすればいいか。 そこで、Qixil(キクシル)のアイデアを思いつきました。 


サービスを作る上で、実体験というのは大切なのでしょうか。

 それは大切だと思います。最初のPitapatの時も私達が求めているものをつくりました。 学生の多くの悩みは何かわかりますか?彼女・彼氏がいないことです。そして、いない理由を、「出会いがない」と思う人って多いですよね。僕たちもそうでした。しかし、よくよく考えてみるとFacebookの友達も当時500人近くいて、その中に女性の方も何人かいました。そこで、思ったのですが出会いはあるけど、その後にさらに一歩近づくきっかけってないなと思ったのです。 このように、自分の実体験をもとにして、サービスを作ることは大切だと思います。

「STEP2へ進む」次ページへ続く≫