2014.10.23

地に足つける生き方

株式会社Fablic 代表取締役CEO / 堀井翔太

堀井さん2

株式会社Fablic代表取締役CEO 堀井翔太

1985年生まれ 京都府京都市生まれ
株式会社Fablic代表取締役CEO
2007年 株式会社ECナビ
2010年 株式会社adingo 取締役
2011年 株式会社Zucks 代表取役
2011年 VOYAGE GROUP
2012年 株式会社Fablicを設立

 

【株式会社Fablic】

https://fablic.co.jp/company

【フリマアプリ「Fril(フリル)」】

https://fril.jp/

 

 

【男性が女性向けサービスを作る】

現在の事業内容について教えていただけますか。

CtoCの女性向けのフリマアプリ「Fril」を作っています。アプリのカメラ機能を使ってユーザーが簡単に出品することができ、アプリを通してそのまま商品も買えるという点において新しいサービスだと思います。

こちらは、女性向けのサービスですが、男性が女性をターゲットにしたサービスを始めるきっかけは何でしたか?

きっかけは、前職のインターネットの会社で女性がよく使う種のサービスをよく見ていたことです。その当時はガラケーが主流でしたが、女性がブログや、mixiのコミュニティで洋服を売っていたり、モバオクを使っているのをよく見ていました。しかし、男性がそういった活動をしているのをあまり見ませんでした。そこでターゲットを女性に絞ってサービスを展開することに決めました。  また、フリマアプリのようなサービスにおいて、ユーザーが出品する商品と求める商品がマッチすることが必要です。その際に、男性用の洋服を売っても、女性がその洋服を買うことは少ないですよね。よって、女性同士の売り買いの場に絞ることによって、マッチングしやすいようにしました。

女性にターゲットを絞ったということが御社の特徴の1つだと感じました。 では、フリマアプリが増えている中で、他の強みは何ですか?

弊社の強みとして言えることは2つあると思います。 1つ目は、フォロー、フォロアーといった機能を付けたことで、ユーザー同士のつながりを作ったことです。それにより、ただのツールではなくコミュニティを作ることが出来ました。普通のサービスは企業側がコンテンツを用意して、それをユーザーが消費するものですが、こちらのアプリで私たちは場所しか提供していません。ユーザーが出す商品がコンテンツになっていて、それをユーザーが消費します。コミュニティがいい感じに出来上がっているからこそ成り立っていると思います。  2つ目は、カスタマーサポートに力を入れていることです。カスタマーサポートの担当には、現在もユーザーとしてこのサービスを実際に使っている女性を採用しています。よって、ユーザーの質問にユーザーが答えることができるので、よりユーザー目線でお問い合わせに答えることが出来ます。

働く女性自身がユーザーであるからこそより、ユーザー目線のサービスが出来るのですね!そんな堀井様が会社を運営する上で何を大切にしていますか?

みんなが仕事をしやすい環境を作ることを意識しています。会社には社員もバイトのスタッフもいますが、大体の会社の経営状態やプロダクトの状況といった情報は全員に隔たりなく公開しています。そのため、オフィスも全く仕切りを設けずに、全部ワンフロアにしています。

解放感のあるオフィスにはそのような狙いがあったのですね! オフィスをのぞかせていただきましたが女性の割合が多いですね。

 はい、弊社は6,7割が女性の社員やバイトで成り立っています。よって、女性の人数が多い会社です。 開発チームはほぼ男性ですが、アプリの改善や新しい機能を入れる際も、弊社の女性ユーザーから開発工程の途中で意見をもらっています。アプリを作ったのは男性ですが、このサービスを使うのは自分たちではなく女性です。男性だけの主観だけではユーザーが求めているサービスが提供出来ないので、積極的に彼女たちの意見を取り入れています。よって必然的に開発の男性もカスタマーサポートの女性も対等に発言権があるようになりました。

「STEP2へ進む」次ページへ続く≫