2012.10.17

「新しい市場」を自分達で創っていきたい

株式会社Bracket / 光本勇介

ブラケット

株式会社Bracket  光本勇介

  代表取締役 光本 勇介 青山学院大学国際政治経済学部卒業。
外資系広告代理店オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン株式会社を経て、
2008年10月、株式会社ブラケットを設立、代表取締役に就任。
現在、株式会社ブラケットの代表として、個人間カーシェアリングサービスの『CaFoRe(カフォレ)』や
オンラインのオーダーメイドサービス『Shoes of Prey(シューズ・オブ・プレイ)』、
オンラインストア構築サービス『Stores.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)』などオンライン事業を展開している。

 

新しいライフスタイルや新しい市場を作れるようなサービスを

今やられている事業について簡単に教えていただけますか?

 大きく分けて4つのサービスをやっています。4つのうち2つはC to Cのマッチング系のサービスでして、我々は個人と個人のマッチングができるプラットフォームを提供しております。残りの2つはEC(オンラインコマース)での物販のサービスになっております。
 マッチング系のサービスに関しましては、1つがCaFoReというサービスでして、個人間のカーシェアリングサービスしております。これはオンライン上で車を借りたい方と貸したい方のマッチングサービスでして、一般的なB to Cではないという点で、少し特徴的なサービスだと考えております。
 もう一つがModelTownというサービスです。日本にはモデルになりたい子達がたくさんいます。また逆にモデルに仕事を頼みたいクライアントもたくさんいます。しかし現状は、クライアントがモデルに仕事を頼みたくても、自分の知り合いにモデルを頼むか、モデルのエージェンシーに依頼するかのどちらかになってしまっています。モデルのエージェンシーに依頼するとお金がかかりすぎてしまうため、クライアントとモデルを直接マッチングできるようなプラットフォームを立ち上げたサービスがModelTownです。
 あとはEC系のサービスですが、1つはShoes of Prayというサービスでして、このサービスはオンライン上で靴を売っているのですが、既存の靴ではなく、お客様自身で靴をオーダーメイドできる形になっております。  もう1つのサービスもこれと似ており、PrivateRobe+というサービスですが、お客様自身がオンライン上でオリジナルのワンピースをデザイン、購入できるサービスです。この4つを現在おこなっております。


起業のきっかけは?

自分たちの手で新しいライフスタイルや新しい市場を作れるようなサービスを創りたいというのが根本にありました。例えば、CaFoReでも、今までは一人一台所有するのが当たり前でした。しかし現在、車の所有者たちが毎日車に乗っているかというと、乗ってはいないのです。週末は乗りますという方も週5日間は駐車場に眠っているわけですよね。そういった方がたくさんいます。今、日本には自家用乗用車が約6000万台あると言われていますが、実はものすごい数の車が使われていないんです。これはものすごく勿体無いことだと思っております。一方、借りたい方の需要を測るのに一番手っ取り早いのがレンタカーの市場を見ることだと思うのですが、レンタカーの市場もこの不景気で市場が狭隘になってきています。要するに眠っている車を有効活用できるようなサービスを創れば新たにライフスタイルを創れるなと思って立ち上げた事業がCaFoReですね。
 それと、一度自分が考えたことを自分が思い通りにドライブしてみたいと思っていたというところがあります。

 

そのCaFoReについて質問なのですが、個人間ということでトラブルが起こったりはしないのでしょうか?

 今まで3年間このサービスをしてきてトラブルが起こったことはありません。もしかしたら、これはたまたまかもしれません。C to Cのサービスである以上、トラブルが起こる可能性はゼロにはなりません。ですので、場を提供している以上、そのトラブルができるだけ起こらないような仕組みを作るということは僕達の役目であったり、責任だと思っております。例えば本人確認の照会や、車のキズを事前にチェックし合うようなルールを作っています。

 

CaFoReのユーザーの方の反響はどうですか?

 新規の方もそうですが、リピーターの方も多いです。やはり、日頃使っていない車を貸して、更に貸し出すだけでお金も入るというところでお互いにメリットがあるからリピートしてくださる方が多いのだと思いますね。

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