2015.08.27

起業するということが、君という人間をいい人間にはしない

株式会社カラメルカラム 代表取締役 / 大野真樹・白川龍

合同写真_加工済

株式会社カラメルカラム 共同創業者
代表取締役 大野 真樹(おおの・まさき)

1985年8月22日生まれ。
2010年、フリーランスで始めたシナリオライターの仕事をきっかけにゲーム業界へ。11年にエクストリーム入社。オンライン麻雀ゲーム『桃色大戦ぱいろん』の運営スタッフとして、多数のキャラクターメイキング、外部クリエイターのディレクションを担当。その後、マーケティング担当としても、広告出稿管理やメディア対応、イベント企画・運営を担う。13年、Mutations Studio入社。同社の宣伝広報の傍ら、個人でのPR協力や制作請負を始める。
2014年6月よりカラメルカラムの代表取締役に就任。カラメルカラムではシナリオライティングとプロモーション企画を担当。

 

代表取締役 白川 龍(しらかわ・りゅう)

1983年7月30日生まれ。
2009年にエクストリーム入社。二次元美少女オンライン麻雀ゲーム『桃色大戦ぱいろん』サービス最初期の運営スタッフとして携わり、多数のオリジナルキャラクターメイキングを担当。その後、同ゲームのプロデューサー「ぱいろんP」として、広報活動やユーザーとの交流などを一手に引き受け、同作の顔となる。2014年、プロデューサー引退とともに同社を退職。
同年6月よりカラメルカラム代表取締役に就任。日本オンラインゲーム協会のビジネスアライアンスアドバイザーとしても活動中。カラメルカラムではキャラクターのコンセプト、デザイン、世界観構築を担当。

 

カラメルカラム ホームページ
 http://caracolu.com/

 

 

【起業するまでのことを大野さんに聞きました。】

——— 大野さんは起業される前、ゲーム会社で働かれていたそうですが、最初にゲーム会社に入社しようと思った理由は何でしたか?

 入社前、フリーランスでゲームのシナリオライターをやっていましたが、フリーランスって製作の過程的に川下にいるわけです。版権元の会社さんがいて、制作会社さんがいて、それでシナリオライターがフリーランスでいる、みたいな感じで。ずっと川下にいるのが不安になり、仕事を頼まれる側だけではなく、仕事を頼む側にも一度つく必要があると思って、ゲーム会社に入りました。

 なんでその会社だったのかというと、本当にただ、求人をそのタイミングで出していたのを見かけたからです(笑)

 

———では本当に巡り合わせという・・・

 そうですね、カッコよく言えば・・・(笑)

 

ーーーサラリーマンを辞めるとなると、不安定になるイメージがあるのですが、大野さんは起業される前、会社を辞めるときに不安や迷いはありませんでしたか?

 自分もそうですし、白川も割とそうだと思いますが、もともと若い頃ふらふらしてた人間で、起業して独立すること自体を、転職と同じような選択肢の一つとして考えていました。なので、正直不安などはそんなにありませんでした。もちろん、失敗したときのことも考えはしたんですけど、仮にダメでも、そのときは他の会社に転職しようと思っていたので、「死ぬことはないだろう」みたいな気持ちが大きかったです。

 それと、会社を作るにも2通りあって、うちの会社は受託仕事がメインですが、逆に自分たちのサービスを作るなど最初にお金が必要なケースもあります。そういったモデルだったらもっと不安だったかもしれません。

 

———失敗したらもう一度就職するとおっしゃいましたが、では、ゲームが好きな学生が、最初の1社に入るためにアドバイスをお願いします。

 物凄く元も子もないことを言うと、運やタイミングというのもあります。自分もゲーム会社に入るときは、もともとライターの経験はあってもゲーム会社の勤務経験はありませんでした。また、周囲を見てもゲーム業界に全く経験がないところでゲーム会社に入ってくるケースが多いので、運やタイミングが重要ではあります。

 ゲームが好きでゲーム業界に入りたいという学生に対してひとつ言えるとしたら、まず、ゲームに関する仕事といってもいろんな仕事があると知ることが重要だということです。プランナーであったり、広報であったり、デザイナーであったり、エンジニアであったり、それこそゲーム会社の経理や事務のスタッフもあります。いろんな仕事がある中で、どれが自分のやりたいことなのか、まず知ることが一番重要だと思います。

 また、エンジニアやデザイナー、シナリオライターなどクリエイター志望の方だったらとりあえず何か作ってみるといいんじゃないでしょうか。ゲームが好きで作りたいならとりあえず作ってみるのが後々役に立つと思います。

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