2015.08.31

「企業の可視化」を進める起業家

株式会社ラポールユナイテッド 代表取締役CEO/鈴木利康

DSC_4695(修正後)

インターンの大学生が起業家へ取材する!起業家インタビューのReLife(リライフ)

株式会社ラポールユナイテッド 代表取締役CEO/鈴木利康(すずき・としやす)

1991年生まれ。愛知県豊橋市出身。青山学院大学1年時より複数のベンチャー企業で営業を経験し、3年時に合同会社ラポールネクストを8人で設立。Web制作会社としてアパレルや映画の公式サイトの制作案件を中心に請け負う。その後、会社を畳み、大学も中退し社会人として営業やWebマーケティングに従事。営業では月間200万円の粗利を定期的に出し、Webマーケティングでは月間2500万PVのメディア運営に携わる。2015年株式会社ラポールユナイテッドを設立。学生〜新社会人層への企業の”可視化”ができていないことを問題視し、ハマる『職』メディアSHOKUMIRUを運営している。

 

ラポールユナイテッド ホームページ
http://rapport-united.com/

ハマる『職』メディアSHOKUMIRU
  http://shokumiru.com/

 

 

鈴木社長の行っている事業について教えて下さい。

 SHOKUMIRU(ショクミル)というメディアを運営しています。「企業を可視化」するためのメディアであり、学生が企業に訪問して探検したり、現場の仕事を紹介することで、学生に「リアルな現場」を伝えています。 一方で、活動費を賄うためにWEBサイト製作の受託業務も行っています。

ショクミルを始めたキッカケを教えて下さい。

 企業の雰囲気が伝わりづらく、企業のことをあまり知らない若い人たちの視点に立てていない求人媒体が多いなと思ったのがキッカケです。 僕もインターンを何社か経験し、社会人も経験したり、様々な企業を取材していますが、企業の雰囲気が求人媒体と異なるところがとても多いんですよね。それでもって、実際にエントリーしてオフィス訪問してみると、まだその会社のことが分かっていないままここで働くのか働かないのかすぐに決断を迫られる。イメージと違ってすぐに辞めてしまう人も多く見てきました。そこで、企業の雰囲気をもっと伝えられるサービスをつくりたいと思い、形になったのがSHOKUMIRUです。

ショクミルというサービスをリリースされる前からも、何かビジネスをされていたのですか?

 実は、ショクミルをリリースする前に累計7つ程サービスをつくっていました。全て失敗してしまいましたけどね…(笑)まだまだビジネスとしてヒットしてはいませんが、その中で少しは評価され始めたのがショクミルでした。企業からのお問い合わせも少しずついただけるようになり、企業対企業でやりとりをする必要が出てきたので法人を設立しました。

サービスが軌道に乗り始めてから起業するという方法もあるのですね。ショクミル以外にも様々なサービスをリリースされてきたと仰いましたが、ビジネスを思いつき、実際にリリースされるまでには、どのような過程があるのでしょうか?

 私の場合は、それぞれ異なる過程でサービスがつくられました。「知り合いが誘ってくれたから」「儲かりそうだから」「面白そうだから」「不満な部分を変えたいから」等様々な経緯でつくられています。でも結局、SHOKUMIRUが該当するんですが、「不満な部分を変えたいから」といいますか、実体験にもとづいてつくられたサービスが生き残っています。サービスに対する想いが強くないとサービス自体はつくれても運営し続けられないんですよね。途中でやる気が起きなくなってしまって。以降、サービスを考えるときは、自分が一度も経験していない事業領域には手を出さないようにしています。また、その領域に興味はあっても、経験したことが無ければ実際に経験してみたりしてからサービスを考えるようにしています。

 

事業内容を考える際は、自分の実体験に基づいたサービスで起業を目指す事も重要なんですね。 鈴木社長は実体験の数を増やしていくために、何かされている事はあるのでしょうか?

 普段と違うイベントや誘われごとに足を運ぶのは勿論なんですが、日常生活の中でも目新しい体験をするように心がけています。オフィスに通う際もわざと遠回りしてみたり、知り合いがよく使うサービスや情報媒体を聞いて実際に利用したりしています。

ショクミル以外の6つのサービスとは、どんなサービスだったのか、もしよろしければ、具体的に1つでも教えていただけないでしょうか?

 具体的にですか、結構ファンキーなサービスが多いですよ(笑)。
1つは、チャラい物件ドットコムというサービスを行っていました。不動産関係のサイトだったんですが、渋谷・六本木エリアかつデザイナーズマンションといった物件をサイトに載せて紹介していました。要は、男性が女性を口説けるための物件情報しか載せていないサイトです(笑)。
ただ単に物件情報を載せるだけではなく、紹介物件付近のおしゃれなBarや飲食店と提携し、近所限定のサービスが受けられるコンテンツも用意していました。結局提携していた不動産会社の評判が良くなかったので、サービスを終了することになってしまったんですが、機会があれば再活動したいくらいですね。

それはチャラいサービスですね(笑)。
7つあったサービスの中で、今でもショクミルが続いている理由には何かあるのでしょうか?

 他のサービスと違ってショクミルが長く続いているのは、私自身の「実体験」に基づいてサービスが作られたためだと思います。就職活動していた時に会社紹介サイトの内容に不満を感じていたことがあり、その不満を解決するためのサービスをリリースしましたからね。

スクリーンショット 2015-08-27 11.02.00

鈴木社長の運営する、ハマる『職』メディアSHOKUMIRU(ショクミル)

「STEP2へ進む」次ページへ続く≫