2015.08.31

「企業の可視化」を進める起業家

株式会社ラポールユナイテッド 代表取締役CEO/鈴木利康

DSC_4695(修正後)

一緒に起業するメンバーを集める際は、能力以上に、会社の将来に対して同じ方向性を持って、事業の成長に努力できる人を選ぶことが大切なんですね。ちなみに鈴木社長は、ショクミルを一緒に運営していくなら、どういった人物を募集されていますか?

 そうですね、SHOKUMIRUの場合では、まず事業のコンセプトや目的に共感してくれる人が第一前提です。そして、「地味な作業でもやり続けることのできる人」を求めます。また、正直まだ全然体制が整っていないので、ベンチャー精神を持っているといいますか、共にゼロの状態からつくりあげていきたいメンバーを募集しています。
業務に関して言えば、現在SHOKUMIRUの拡大に参画していただける「メディアプロデューサー」を募集しています。私が今まで記事の企画からメディア運用までほとんど行っていたのですが、ありがたいことに取材依頼がとても多く、追いつかなくなってきました。パートナー企業とのコラボもあり、大手企業からベンチャー企業まで取材先の幅も増えています。ばしばしメディア運営に携わってくださる方を募集しています。

学生時代の過ごし方で人生は大きく変わることが分かりましたが、鈴木社長は学生時代に合コン以外でも何か特別な活動をされていたのでしょうか。

 合コンばかりしていたと思われるかもしれませんが(笑)、実は留学も考えていたこともありまして、ちゃっかり成績上位者に入っていました。学業と合コン以外にも、インターンに参加してテレアポや営業をガシガシ行っていたこともありますし、家庭教師や引っ越し、飲食のバイト等もやっていました。長期休暇になればベトナムや韓国に行ったり、アメリカで1ヶ月1人旅をしていたこともありました。いわゆる充実したキャンパスライフだったんですが、充実できた理由は浪人時代にあると思っています。私の高校は進学校で、1/3近くの生徒は浪人して大学受験をしているんですね。私自身も浪人生だったのですが、当時、先に現役で入学していた友人に大学生活の話を聞いていて、時間を有効に使った過ごし方が出来ていないように思えたんです。1年間浪人していた分、大学に入ってからは時間を有効に使いたいという気持ちが強かったですね。

浪人中に考えた事を大学生の間にたくさん実行されていたんですね。 それではメディアという事業の難しさと魅力について教えてください。

 メディアの難しいところは、サービスリリースの初期段階では、周りから認知されていないために成果がなかなか上がらないところですね。ショクミルもある程度の成果が上がるまでに半年以上時間を費やしました。もちろん私の実力がまだ十分ではないということも要因の一部としては考えられますが。それにメディアというものは、単体では収益化しづらいため、スタートアップでメディアからスタートすると、初めは赤字が続くので苦労することになります。地道な作業の積み重ねでメディアは出来上がっていくので、周りからの評価を得るまでにとても忍耐力を必要とします。
魅力についてですが、メディアはある程度の実績を出してしまえば、強力な営業支援ツールになりえます。SHOKUMIRUの場合では、ほとんどの企業と繋がることが出来るようなりましたし、興味を持ってくださったパートナー企業様と人材紹介事業やPR事業において協業できることになりました。
まだまだSHOKUMIRUも不安定な部分がありますし、メディアを確立するためには2〜3年程かかると言われていますので、引き続き地道に記事をつくっていきます。

これからのビジョンをお聞かせください。

 ショクミルなどを通して高校生くらいの人たちでも実際にオフィスに足を運べて、将来についてもっと深く考えることができるような世の中を作っていきたいと考えています。大企業だからという理由だけで就職先を選ぶ学生たちに、もっと選択肢を増やせる有力なツールとして活用してもらえるようにしていきたいですね。まだまだ体制は整っていませんが、5年以内には上場を目指していきたいとも考えています。

最後にReLife読者に向けてメッセージをお願いします。

 学生のうちから自分で商品やサービスを作って売るなり、企業でインターンをして、経済的活動を積極的に行うことをお勧めします。インターンをする場合は、インターン先の企業のビジネスを全てパクり、自分で同じビジネスを確立できるくらいな気持ちで挑めば良いと思います。学生のうちから起業を考えている場合は、いざ起業してみると意外と基礎的なことでつまずくことが多いので、インターンで多くの経験と失敗をして耐性をつくっておくと良いかもしれません。その後は自分の新しいアイデアを形にしてみて、ビジネスに繋げることが出来るようになるといいですね。インターンを通して今の自分の実力を知り、目標を設定して挑戦する経験が大切です。

鈴木社長、ありがとうございました!

DSC_4693

本記事の作成者:佐賀智之