2015.10.05

個人が活躍する会社をつくる

株式会社ライボ 代表取締役/小川裕大

12085006_885660628178594_343282121_o

株式会社ライボ 代表取締役/小川裕大

早稲田大学商学部卒業。株式会社ネットプロテクションズに入社。
新規代理店の開拓やシステム連携交渉などのアライアンス営業に従事する。同社退職後、就職支援サービス『Colabo』をリリース。学生の就職活動をサポートし、外部企業との合同イベント企画運営や大学にてキャリア講義を行う。
2015年2月、株式会社ライボを創業し、代表取締役CEOに就任。
同年3月、転職者向け情報メディア「JobQuest」をリリース。
4月には求職者が匿名で質問を投稿でき、業界に通じた回答者とコミュニケーションが取れるキャリア特化型Q&Aサイト「JobQ」を開設。

 

株式会社ライボ
  http://laibo.jp/

JobQ
  https://job-q.me/

JobQuest
  http://quest.job-q.me/

 

 

【自分がどんな道に進むべきか迷える時代にこそ新しい道が必要とされるんじゃないかと思っています】

事業内容を教えてください。

 主に二つの事業を行っています。メインはJobQ(ジョブキュー)というキャリアに特化したQ&Aサイトの運営を行っています。社会人になってからキャリア選択においてミスマッチを感じている人は多いのではないでしょうか。そういったミスマッチがなぜ起きているのかと考えた時に、「キャリアに関する情報がネット上にはまだまだ足りていないから」だと思いました。

 これまで人材業は、企業サイドによってしまうという問題がありました。キャッシュポイントが企業側にあるのでビジネスの構造上仕方のないことですが、本当に求職者の求めている情報が求職者に届いていないと感じています。そこで個々人が個々人にアクセスでき、知りたい会社の情報にアクセスできる場を作りたいと思いJobQをローンチしました。僕たちは「社会に出ている皆さん一人一人がキャリアのプロである」と思っていて、自分が知っている情報を共有したり、個々人が交流をすることにとても価値があると思っています

 もう一つはオウンドメディアという位置付けでJobQuest(ジョブクエスト)というメディアを運営しています。こちらは企業さんの情報や社員さんにインタビューを行うことでリアルな情報を発信していくと試みになっています。

ミスマッチとは具体的にどういったことが起こっているのでしょうか?

 自分で選択したはずの環境で不満を言ういったり、将来のキャリアに不安を抱えている人が結構多いなと感じることがあります。これも一つのミスマッチかもしれません。「言い訳を言うなら転職をすればいいのに」と思いますが、そういった人ほど転職を考えていないんですよね。なぜ不満を感じつつも動けないのかと考えた時に、情報が足りないとか転職そのものにネガティブなイメージがついているといったことが原因であるように感じました。自分の選択に自信や責任を持つことのできない状況を目の当たりにして何か根深い問題が日本にはあるように思いました。

ご自身の事業を通して「日本をこういう風にしたい」といったイメージはありますか?

 一人一人が納得してキャリアを歩めるようになって欲しいと思います。今の日本ではキャリアに関してどこか言い訳できる環境があるような気がしています。「会社に勤めてみたら思っていたのと違った」という言葉をよく耳にしますが、きちんと情報を提供する場があればそういったこともなくなります。今見えない部分をすこしでも見えるようにしていきたいです。キャリアを中心に人と人とが繋がれる場を作ることで、選択に自信と責任を持つことのできる状況を日本に作りたいと思っています。

当事者意識を持ってもらうということですか?

 そうですね。自分のキャリアに対して当事者意識を持っていない人が多いと感じています。大企業など会社のブランドに引っ張られがちな風潮は良くないですよね。「なぜその会社に行くのか」と尋ねても自分が納得していないから答えが曖昧な人が多いんです。有給がとりやすいから、ボーナスがいいから、昔からこの会社の商品のファンだからなどなど、これらも立派な理由だと思いますが、そういった言葉も聞くことのできないケースが良くあります。

 一方で「みんな起業すればいいとかみんなベンチャーに行けばいい」とも思っていません。だって家庭が一番大事だと思っているなら絶対にそのためのキャリア選択をするべきですし、そういう人に「起業しなよ」と言ったところで幸福にならないと思うので。一人一人が当事者意識を持ち自分の価値観に照らし合わせてキャリアを選択していって欲しいですね。


「STEP2へ進む」次ページへ続く≫