2015.11.19

生まれながらの商売人が語る「起業」とは

株式会社レイハウオリ 代表取締役 /竹内 真

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インターンの大学生が起業家へ取材する!起業家インタビューのReLife(リライフ)

株式会社レイハウオリ 代表取締役 /竹内 真

竹内 真(Shin Takeuchi) 株式会社レイハウオリ 代表取締役社長 、株式会社ビズリーチ スタンバイ事業本部長兼任。
1978年7月5日生まれ。高知県出身。電気通信大学情報工学科を卒業後、富士ソフトABC株式会社(現在の富士ソフト)に新卒で入社。
その後2007年にフリーランスとしてリクルートで基盤フレーム開発などに携わる。 2008年にエンジニアによるエンジニアのためのweb開発・制作会社【株式会社レイハウオリ】を創業。
同時期に株式会社ビズリーチのCTOとして創業から携わる。現在、社外でも各種応援会やセミナー講師として幅広く活躍している。

 

 

【人は自分の商売を持って生きていくもの】

はじめに事業内容を教えて下さい。

業界では「フロントエンドエンジニアリング」と呼ばれておりますが、分かりやすく言うと、インターネット上の「目に見える部分で活躍する事業」を行っています。

弊社では特に人に「見やすく」、「触りやすく」、「押しやすく」、「迷わない」インターネットサービスを提供することを強みとしています。 具体的な一例を挙げると、リクナビ、ホットペッパー、ホットペッパービューティなどのリクルート系のサイト構築にも携わらせて頂いております。学生の皆さんにも一度はご利用頂いた経験があるかもしれませんね。

インタネットサービスの構築を行う会社と伺いましたが、レイハウオリならではのサービスの「強み」は何かございますか?


弊社の評価されている点は主に2つあります。

1つは「WEBサイトの高速化」です。

WEBサイトを開いても、読み込みに時間がかかり、なかなかページが開かない経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
弊社が携わるWEBサイトは、表示速度を意識した構築がなされているため、一般的なサイトと比較して読み込み時間が短く済むのが特長です。

そしてもう1つが「コードの美しさ」を追求していることです。

ここでいうコードとは、HTMLやCSSなどWEBサイトの表面部分を作り出すプログラミング言語のことです。
コードの書き方次第で、今後のWEBサイト運用に大きな影響を及ぼす可能性があるのです。どんなインターネットサービスでも一番最初は簡単なサービスからスタートしており、コードの構造もシンプルです。しかし、次第に改善を繰り返していくことでコードの構造も複雑な仕組みへと変わっていきます。このように「インターネットはまず作ってみて、その後どんどん手を加えていくもの」なのです。

例えて言うなら、インターネットのサービスは「家の増築」と似ています。もともと平屋の建物だったのに、2階建てにすることとなったとします。2階建てならなんとか出来るかもしれません。しかし、3階建てにするのはどうでしょう。家の柱を全面的に交換するか、もしくは家を丸ごと立て直す必要が出てくると思います。
つまりインターネットのサービスを作る段階で「いかに将来的にも使いやすいコードの構造にしておけるか」は非常に重要になるのです。将来的に使いやすいコードの構造ができていないと、先々でインターネットサービスの改善に多大な時間とコストを要する可能性もあるのです。
弊社では、そういったお客様の潜在的なリスクの軽減と、WEBサイトの高速化によりお客様の利益をもらたせるようなサービス提供を行っております。

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株式会社レイハウオリのHP」サイトにアクセスしてから立ち上がるまでのスピードが非常に早いことが分かる。

「WEBサイトの高速化」と「コードの美しさ」を強みとしている伺いましたが、同じような強みを持つ競合他社はいないのでしょうか?

フリーランスで活躍されている人であれば弊社のような強みを得意分野としている人も多いと思います。しかし会社として弊社の強みを全力で行っているところはあまり無いように感じます。少なくとも今の所仕事でバッティングしたことはありませんね。

弊社のサービスは、フロントエンジニアリングの業界では技術的に高い水準となっております。その分サービス料金も安くはありませんが、弊社のサービス内容に共感してくださったお客様とは、その後も継続的にお取引させて頂けるケースがとても多いです。

実はフロントエンジニアリングという業界では「サービスの買い叩き」が多いのです。しかし、買い叩きが起きれば、その分サービスの質は低下してしまうものです。
弊社では徹底して「サービスの質」にこだわっているため、価格競争には参加していません。ある一定の技術の高さを求めるお客様からは大変好評を頂いています。

竹内社長はいつ頃からビジネスに関心を持つようなったのですか?

実家が飲食店だったのですが、幼い頃から「人は自分の商売を持って生きていくもの」だと思い込んで育ってきました。

そのため、中学の時から親元を離れて寮生活をするようになったのをキッカケに、「自分でもどうやったら商売を出来るのか」を自然と考えるようになっていましたね。

そして一番最初に始めた商売は切手の売買でした。

私は高知県の出身なのですが、私が中学生の頃は本州と四国に橋がつながっておらず、フェリーで行き来していました。もはや東京は海外のような存在だったのですが、切手のようなコレクター商材は高知県ではなかなか手に入らない状況だったのです。そこに目をつけた私は、東京の切手商に連絡をとり、切手の在庫の確認を取ってみました。すると、高知では人気があって品薄の切手が東京では在庫が豊富に残っていたのです。

そこで私は東京の切手商には在庫処分という形で特別価格でまとめて購入させてもらい、高知では個別にパッケージして1枚づつを高値で売るという商売を行いました。これがなかなか好評で、子供のお小遣いとして充分過ぎる稼ぎを得ていましたね。

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