2016.01.26

「楽しい人生を追求しよう」

株式会社Vapes 代表取締役社長/ 野口圭登

photo_Vapes社長

株式会社Vapes 代表取締役社長/ 野口圭登

東京都出身
「赤羽・みや古鮨」の四代目長男として誕生。
大学1年次から3年次にかけてのITベンチャー企業でのインターン活動および東京大学起業サークルTNKでの代表の経験を経て、慶應義塾大学在学中に株式会社Vapesを設立。
ペット×IT領域において日本No.1になることを目標に、ペットオーナーさまに愛されるサービスをご提供すべく、ペットの情報総合サイト「ペット生活」および日本最大級のかわいいペットの動画・写真まとめ「ペットフィルム」を運営している。
◆事業内容
・ペット生活
http://pet-seikatsu.jp/
・ペットフィルム
http://petfilm.biz/
https://ja-jp.facebook.com/petfilm (Facebookページ)
・株式会社Vapes
http://vapes.co.jp/
(採用ページ)
http://vapes.co.jp/recruit/index.php

 

 

大学の時に起業しようと思ったきっかけを教えてください。

高校3年ぐらいには起業しようと決めていました。もともと実家が自営業で寿司屋を営んでいたので、長男の私は19歳になったら家業を継がなければいけないという事情がありました。しかし私は家を継がずに、自分で何か事業をやりたいなとずっと考えていました。その気持ちが確信に変わったのは、高校3年の慶應日吉祭の後夜祭での出来事です。その時、後夜祭の総責任者をやらせていただいたたことで、普通の高校生では扱えないような予算、約1000万円のうちの200万円を扱わせてもらいました。そこでプチ経営のようなことを初めて経験したのですがそれがとてもやりがいのあるものでした。普通の高校生にはできない貴重な経験をさせていただいたため、普通の大学生が送るような時間は過ごしたくないなという思い、自分で会社をやろうと決めました。

創業してからどのような道を歩まれたんですか?

創業時はSEO事業を運営しておりましたが、実績が認められ大手広告代理店が扱う大きな案件の一部に携わる機会をいただくようになるまでに成長することができました。4年ほど案件に従事していたかと思います。

スタートは何人でやられていたんですか?

創業スタートは4人です。最大で在籍数は20名でした。当時は営業を力強くやっており、「人を入れれば売り上げが上がる」という意識でやっていました。しかし今思えば、学生起業家だから面白いねということで取れていた契約も多かったのかもしれません。

順調に見えますが?

ある程度は順調でしたが、一番の会社の転機は会社のメンバーが多く辞めた時ですね。当時は私が営業チームを担当し、辞めたメンバーにお客さまのフォローアップを担当してもらっていました。メンバーがやめてしまったのは私の経営者としての実力不足によるもので、彼らが抜けることによってお客さまに大迷惑をおかけしてしまうことになりました。
それと同じ時期にGoogleのアルゴリズムが変わり、私たちが持っていたサービスが通用しなくなりました。加えて、採用やオフィスの増床に予算を使っていた時期でした。これらの四重苦が同時に起きたことで金銭的に大打撃を受けてしまい、来月会社が潰れるかもしれないかどうかぐらいまで深刻な状況でした。いよいよという時期が差し迫ってきた時には来月お金を払えないことをメンバー1人1人に伝えていきましたね。

その時はどのような伝え方をされたんですか?

正直に、本当に申し訳ないということを伝えました。私も本気でやっていて、彼らも本気でやっていたので、ただ「本当にすまない」ということを伝えました。とても楽しそうにやってくれているのを目の当たりにしていたので、辛くはありましたが、彼らには他の会社を紹介しました。メンバーも会社経営がきついだろうなということは察してくれていたようなので、違和感なく受け入れてもらえました。そして5人になったので全てその時にリセットの状態になり、「で、何やる?」という感じになりました。でもこれが逆に良かったですね。

「STEP2へ進む」次ページへ続く≫