2011.09.05

女性を“幸せ”にする仕事

トレンダーズ株式会社 / 経沢 香保子

トレンダーズ

トレンダーズ株式会社 経沢 香保子

慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社リクルートに入社。 
その後、創業間もない楽天株式会社を経て、2000年26歳でトレンダーズ株式会社を設立。創業以来、“女性”の発信力と“メディア”の影響力を最大限に引き出し、戦略的なマーケティングに特化。そのノウハウを蓄積した「戦略PR」と独自のネットワークを活用した「ソーシャルメディアプロモーション」により、マスメディアとソーシャルメディアのトータルプランニングを行っている。主な著書には、15万部のベストセラーとなった「自分の会社をつくるということ」(ダイヤモンド社)などがある。 
2011年4月には、日本最大級の美容クリニック(美容皮膚科、審美歯科)最安チケットサイト 「キレイクリニックナビ」http://kirei-c.com/)をオープンした

 

「若い力で一流の会社を創り上げたい」

幼い頃から将来のイメージを持っていたのでしょうか?

 そうですね。幼い頃から将来のイメージがありました。仕事はしたかったけれども、女性は、男性とは少し違うはずだと思っていたので、どうやったら自分が幸せに生きていけるかなって常に考えていました。考えた末に辿り着いたのは、「とにかく力をつける」ということでした。

「とにかく力をつけたい」と思った原動力は何だったのでしょうか?

 母親の影響があったと思います。母親は専業主婦だったので、父親の言うことや考えを全て受け入れてサポートしている女性です。父親は、江戸時代のような(笑)昔ながらの考え方を持っているので、亭主関白でした。「家族の柱となり養っているのだから、父親の言う事を聞くのは当たり前。」と父から言われると、本当にその通りだと幼い頃から思っていました。 
 だから、自分のやりたい事があったら、自分で自立しなきゃいけないと思うようになりましたね。例えば、父に対して意見をすると、「自立してから初めて対等に話ができるのだ。」と言われました。その言葉が合理的すぎて何にも反論出来ませんでした。そのようなこともあり、自分で早く稼ぎたかった。その思いが原動力となったと思います。 

当時から「女性としての生き方」について、深く考えられていたのですね。

 大人になったら結婚もしたいし、仕事もしたいし、出産もしたい。そう思っていました。でも性格上、私は両立させる事が苦手だと思っていました。ですから、子どもながらに考えたのは、女性でも仕事で力をつけたり、経済力を持てばよいのではないかという事です。旦那さんは自身の人生があるし、パートナーでいたかったので、負担になるようなことをしてもらいたいとは考えていませんでした。 
 だからその為に、「能力」と「力」をつける事を目標にしました。 

それはいつ頃考えられていたのですか?

小学校5年生の頃です。(笑)

お早い!(笑)そのような思いから「20代前半が勝負」とおっしゃられていたのですね。

 人生を楽しむ為には、まずは立派なビジネスパーソンにならないとだめなんだと思い、腹をくくってスーパービジネスパーソンになることを決意しました。そのためには、20代前半が勝負だと・・。でも同い年の男性と同じペースでやっていると人生のライフイベントもあるため遅れますから、20代前半で走れる所まで走りきってみようと思いました。 
 若いなりの特権はたくさんあり、それを活かした方だと思います。例えば、リクルート新人時代は社内報を見て、この人凄いなって思った方に内線で連絡してお会いしました。社内インフラを存分に使うことも大切だし、さらに社内キーマンに好かれることも必要だと思います。 
 そのような方に気に入られる為には、ものすごく仕事が出来る事を知ってもらうか、まだ新人だから仕事ができるかは分からないけど「可能性を感じてもらうか」のどちらかだと思うのです。 
私は、後者のカードを使って、どんどん積極的にアプローチしていきました。 

凄く戦略的ですね(笑)

 ビジネス社会って凄く合理的だけれど、人は感情で動くから、やはり能力がそんなにない時は、頑張っている姿勢と好かれて応援されることしか私には出来ないと思ったのです。

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