2013.05.03

意志を持って、愛する

NPO法人ISL Team-Y代表 / 世羅侑未

世羅

NPO法人ISL Team-Y代表 世羅侑未

慶應義塾大学法学部法律学科。
キッカケプロジェクト2011前期代表として学生211人7泊8日の教育系合宿を沖縄で開催。その後1年半トレーナーとして幹部教育、組織戦略に従事。
現在は、NPO法人ISL学生組織”Team-Y”代表、Changemakers’ Learning Camp主催の二軸で活動。

 

1つの事に対して全力でやる

これまで、大学生活での活動を、教えて下さい。

  学生生活、一番力を入れたのは、キッカケプロジェクトです。キッカケで代表をした後は、幹部の教育を1年半位やっていました。その他にも、東北ボランティアやインターン、他2,3の団体で活動していました。今は、経営者リーダー育成プログラムを手がけるNPO法人ISLの学生組織代表、Changemakers’ Learning Camp主催、の二軸で主に活動しています。 


すごい活動されていますね。
元々、積極的だったんでしょうか?何かきっかけはありましたか?

  元々は、中高時代テニスに打ち込んでいました。もとから、目標に対して本気になり、1つの事に対して全力でやるタイプだったと思います。キッカケをやっていた時も同じで、そのほかの事は勉強や、映画等の趣味レベルのものを含め、何も興味を持ちませんでしたからね。ちなみにキッカケの代表をやったのは、テニス部時代にチームの目標を達成できなかったという悔しい思いに対し、再チャレンジをするためでした。  

高校のテニス部で迎えた転機とは、何だったんでしょか?

  高校生の時は、当時インターハイ出場を目標にしていたチームのキャプテンでした。もともと全然強いチームでは無かったので、現状と目標には大きな差があり、そこを埋める為には部活をかなり厳しくしなければいけなかった。キャプテンとして私が発する言葉もかなり厳しい言葉だったと思います。目標達成のために本気で伝えている事が、メンバーに上手く伝わらないことがよくあり悩んでいたとき、コーチから、「お前はもう少し他人に興味を持て」と言われました。最初はその意味がよくわかりませんでした。私の中では、メンバーと本気で向き合っているからこそ、言いにくい事でもちゃんと伝えていると思っていたのに、「メンバーに対して、お前はまだ向き合っていない」とコーチは言うんです。どうしてだろうと、ずっとわからずにいました。

 それがある時、いつものようにコーチとメンバーの話をしていたら、「今のお前なら伝わるから行って来い」って言われたのです。後にその理由を聞くと、「初めてお前があいつの話をする時、優しい目をしたんだよ」って言われたんです。その日は結局、そのメンバーと2時間位話をしたのですが、確かにこの日のコミュニケーションは、今までとは全く違いました。実はそれが私の大きな転機となったのです。その時私は、まず相手の状況をきちんと聞こうと思いました。そして聞けば聞くほど、意外なところで相手が奮闘していたことに気が付きました。今までは自分の主観で人の状況を判断し物を言っていたけれど、主観を捨ててきちんと寄り添ってみないと、人の事はわからないんだと知りました。このことに気づけたのは、私にとって大きかったです。この日を堺に少しずつ少しずつ、自分の言葉が人に伝わるようになりました。

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