2012.01.21

挫折禁止

株式会社リバース・プロジェクト代表 / 伊勢谷友介

伊勢谷

「挫折禁止」ということを心に決めています。

今までお話を聞いていて知らないことがたくさんありました。伊勢谷氏が、発信することは非常に意味を持つと思います。

 ただ発信するだけでは意味がないと思います。社会に組み込まれる必要性があります。だからこその株式会社経営です。

 

そこで起業したわけですが、起業をする上で苦労はありましたか?

 芸術の大学を出ているので、経済関連の知識は一切ありませんでした。しかし、大切なことは目的でした。必要な経済的な部分に関して補填していくことは、知識のあるなしに関わらず、やらなくてはいけないことです。  
 なんとかなると思います。大きいことから始めたら、確かにできません。しかし、小さいことから始めれば、できることはどんどん大きくなっていきます。

 

起業を経験して、気をつけるポイントはありますか?

僕にとって、副代表の龜石というベストパートナーがいたことが大きかったです。彼がいたからこそ、最大限のパワーやエネルギーを発揮できたと思います。信頼できるパートナーがいることは、大切だと思います。

素敵な関係ですね!ここから質問タイムに入りたいと思います!(本インタビューは、Ustream配信をしました。)「Q,行動力が半端ないです。そのエネルギーはどこから来るのでしょうか?」

 現実を見ることで、今私たちがすべきことが、なにか見えてくるはずです。それがモチベーションになっています。僕は、「挫折禁止」ということを心に決めています。  
 根本的に人生を諦められないんです。諦めた時、それは死を迎えるときです。手も足も動かなくなっても、社会に何か貢献したい。そして明日死んでもいいくらいの感覚で生きられるようになりました。  
 あと、年を取ったというのもあるかもしれませんね。煩悩が減りました。今の自分がどう動けばみんなが助かるか、それがエネルギーの源です。

煩悩の塊の私には、耳が痛い言葉です(笑)

 若い時は大丈夫ですよ(笑)いつか人に貢献するのが増えてきますよ。かつ、それが楽しく感じます。それがエネルギーになりますって!  
 自分の名誉のために働いていると続きません。自分が行った色んなことが、誰かのためになったとき、物事が続くのだと思います。

ありがとうございます!では、次の質問です。「Q.パートナーの龜石氏と意見が衝突することはないのですか?」

 ありませんね。それは、目的がずれてないからです。プロジェクトを提供する相手側にとって最も良い方法を、論議します。より相手のためを思って、方法論を模索するための論議なので、衝突することはないですね。

本当に素敵な関係ですね!次の質問です。「Q.自分の軸を貫いている伊勢谷氏。ぶれることがないのでしょうか?」

 理念で信じていることがあります。それは「誰かの損になる行動はしていない」ということです。だから、芯の部分はずれることはないです。  
 体調が悪くてつらいことがありますが…(笑)

「Q.好きな本はなんですか?」という質問も来ています。

 村上龍著の「愛と幻想のファシズム」ですね。当時25歳で読んで、作中の主人公も25でした。「あっ、これだ」と思ったのを覚えています。男として立ち上がるきっかけにもなった本です。

まだ未読なので、読みたいと思います、最後の質問です。「Q.リバース・プロジェクトはいつまで続けるのですか?」

 人類が地球に生き残るとテーマにおいて、私の人生で起こっていることは礎でしかありません。私の人生で完結できるテーマではないし、こういった信念を持った会社は未来永劫あり続けると思います。

地球というテーマはあまりに大きいと思うのですが、見据えるビジョンはあるのですか?

 私は神様ではありません。こういうユートピアと限定することが良いことではありません。むしろ、パーフェクトなものをひとりで作ろうとするから無理が生じてしまうんです。私たちは全体の中のひとりです。ひとりでできることはたいしたことない。けど、なるべく良いことをしましょうよ。そのことが生きる幸せにも繋がります。

グローバルな視点を持ちながらも、個人の働きかけが大切なんですね

 そこでひとつ提示したい言葉があります。それは「グローカル」です。グローバルな視点で考えるが、アクションはローカルで起こす。地球上がこうなっている中で、その中で個人として何ができるか落としこむことが非常に大切です。  今までは、世界というたくさんのマスに対して売るものを作って来ました。ここからはグローバルな経済システムというよりも狭い範囲でやった方が堅実だし、コストもかかりません。そういう時代が到来すると思います。

「個」としての生き方という点で、来年公開の伊勢谷氏の監督作品「セイジ 陸の魚」にもそのメッセージが込められているとお聞きしました。

 そうなんです。私は、今まで監督した作品で好きになれるものがなかったのですが、来年の2月18日に公開される「セイジ 陸の魚」は自信を持って皆さんに見てもらいたいものになっています。「地球に生き残るために」や「人ととしての幸せ」などの今まで話してきたテーマも盛り込まれています。ぜひ、ご覧下さい!

ぜひ見たいと思います!最後になりますが、私たち若者は、今後どう生きていくか模索していくと思います。ぜひメッセージをいただけますか。

 前世代の人たちとは、様々な点で大きな違いがあると思います。それは良い悪いではなく、まぎれもない事実です。自分たちの目で見たものを、カタチとして社会に提示してほしい。今の社会は先人が作ったものです。これから先の未来はだれも想像できていません。  
 みなさんは、これから礎を作っていくでしょう。社会性を持って生きていくでしょう。集団の中で「個」を持ってどう生きていくのか?その答えをきちんと持ってください。「個」であっても意味のあることはできます。さらに、人と繋がることは、インターネットが可能にしてくれました。 
 狭くならずに、広い視野を持って生きていきましょう。今は被災地支援に特化していますが、起業の初期段階として元気玉プロジェクトはみなさんを応援します。機会があったら、リバース・プロジェクトと一緒に地球を良くしていきましょう!

伊勢谷さん、ありがとうございました!


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