2012.05.25

The world is smaller than you think

旅人 / 太田英基

太田さん

旅人 太田英基

【Twitterアカウント:@mohideki】

今回インタビューさせて頂いたのは、現在世界一周中の太田英基さんです!
太田さんは広告事業タダコピ創業メンバーでもあり、
現在は「若者のグローバル志向底上げ」というミッションの下、
2010年にはSAMURAI BACKPACKER PROJECTやフィリピン留学支援といった活動をされております。
『フィリピン「超」格安英語留学』の著者でもあります!
そんな太田さんに、「若者とグローバルにおける距離感」についてお話を伺いました!

 

「自分が日本人である」ということ

早速ですが、現在、太田さんが行なっている活動を教えて頂けますか?

 僕は「日本の若者のグローバルの思考の底上げ」というミッションを掲げて、そのためのアプローチとして、SAMURAI BACKPACKER PROJECTを行っています。その他の活動では、フィリピンで英語留学をすることへの情報発信や旅行に関する情報発信したり、過去には「タダコピ」の株式会社オーシャナイズを仲間達と創業したり、多岐に渡ります。

 

SAMURAI BACKPACKER PROJECTという活動について詳しくお聞かせください。

 「日本の若者はどうして海外に対して目が行き届かないんだろう」と思った時に、日本にいると海外と向き合う「きっかけ」や「考える気づき」が中々ないんだろうなと僕自身も経験を通して知っていました。どうやったらその「きっかけ」を日本の若者に提供できるだろうか、どうやったら皆が何かグローバルなことをやってみたいと思うだろうか、と考えたんです。

 

「日本人がよりグローバルに物事を考えて欲しい」ということですね。では、太田さんがそう思われた具体的なきっかけなどがありましたら、教えてください。

 ある日、たまたまテレビでイチローや野茂英雄がメジャーリーグで活躍しているというニュースを目の当たりにしたのですが、その時僕はこう考えたんです。 
 「もしイチローや野茂英雄がメジャーリーグで活躍していなかったら、日本の野球好きな小学生や中学生達は将来、日本という国を飛び出てメジャーリーグに出たいとは思わないのではないか」と。 つまり、すでに何かをやっている人という”ロールモデル”としての人達がいるからこそ、僕らは自分たちの人生と彼らとを重ねて考えることが出来るじゃないのかと。 
 僕はそれをビジネスというフィールドに置き換えて考えてみました。実際に海外で頑張っている日本人の情報を僕らがどれくらい知っているのかと考えた時に、僕ら若者は驚くほど情報不足だと感じたんです。
 そこで、僕が世界中を旅して、その過程で出会った「世界で頑張っている日本人たち」の情報を若者向けに提供していこう、と決めました。

 

太田さん自身、海外を舞台としての旅を通して、「学生が自分の将来を考える上でのきっかけを提供していきたい」とお考えですか?

 そうですね。僕がSAMURAI BACKPACKER PROJECTを読んでもらいたいと思っている読者ターゲットは主に大学生から35歳の方です。わりとキャリアアップやビジネスにおいて向上心のある人たちを主な対象にしています。

 

先ほども仰られていましたが、「最近の学生の方は行動の規範となるきっかけが少ないな」と感じることは多いですか?

 「国内」に限っては、最近はやっぱり増えてきたんじゃないですかね。でも、「海外」とりわけ「ビジネス」というフィールドではロールモデルがまだまだ足りていないと思っていますし、皆さんがもっともっと海外に行きたいという視点を持ってくれればいいなと思っています。

 

世界中を旅されている中で様々なバックグラウンドをお持ちの方々にお会いする機会が多いと思うのですが、そこで得た気づきや発見というものはありましたか?

 「自分が日本人である」ということについて改めて気付かされることが多々あります。
 海外に出ると、「日本人としてそれはどう思う?」だとか「あなたは日本人でしょ?」といった言葉を自分が思わなくても周りから言われるんですよね。 なので、否が応でも自分が日本人ということを気付かされる、認識させられるという機会が非常に多いですね。
 また、海外で働かれている日本人と日本国内で働かれている日本人が違うかと言われると、僕はそこまで変わりはないと思っています。要は、日本の会社にいて仕事ができて、他の社員の方との信頼関係が築けるという人は、日本でなく海外にいても仕事ができる人だと思います。もちろん海外のローカルな言語が話せるですとか、英語が話せるといった能力は必要とはされますが。

 

太田さん自身が海外に飛び出そうと決意をされたのはいつ頃からだったのですか?

 大学を卒業して1年後くらいでしたね。

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