2009.08.28

自分のカラーが出せる

日下部理絵マンション管理士事務所 / 日下部 理絵

日下部-理絵

日下部理絵マンション管理士事務所 日下部 理絵

「19歳の時の自分」を尊敬する人に挙げられた、マンション管理士の日下部理絵さん。
大学在学中にマンション管理士の資格を取得し、全国でも希少な“女性マンション管理士”として独立されています。アクティブに活動していた学生時代から今後の展望までを伺いました。

「何が何でも取らなくてはいけない」

どのような学生時代を過ごされましたか?

 高校時代は、全国に先駆けて開校された、総合学科モデル校の2期生として過ごしました。総合学科は、本人の個性や自主性を大切にすることを目的とし、普通科プラス専門科目を選択できたので、商業系の科目を履修しました。なぜ、商業系かというと、高校生なりに将来について悩んで、色々な人に相談をしたところ「簿記を持っていればどんな業種でもつぶしがきくよ」と言われ、「じゃあ、簿記を取ろう」と思ったからなんです。簿記をきっかけに高校時代には、秘書検定2級など様々な資格を取得しました。

高校で簿記と秘書検定ってすごいですね。

  ありがとうございます。単純にやりたいことをするために時間稼ぎをしていただけなんですが(笑)。結局、高校の卒業が近づいても自分がやりたいことや出来ることがわからず・・・今までの資格取得の経験や時間稼ぎの観点から大学は経済学部経営学科に入ったんですが、当時は、それはもう不景気で、大学卒業プラス資格(手に職)が無いと就職できないという空気感がありました。そんな中、不動産の仕事にはなんとなく興味があったので、まずは一般的な宅建を受けようと思ったんですね。ところが縁が無かったのか、2年位申し込みを逃してしまったんです(笑)ですが・・・資格には興味があったので、色々な専門学校の情報誌を見ていたところ、新しくマンション管理士という国家資格ができるという記事を見つけたんですね。「じゃあ、宅建も申し込みそびれたし、新しい国家資格にチャレンジしてみようかな」と思ったのが、マンション管理士になったきっかけなんです。 それは平成13年のことなので、マンション管理士の試験は年に1回実施で、今年で10回目となります。当時は初回だったので、誰もがしっかりとした対策を立てられない状態でしたね。ただ、宅建は初年度の合格率がすごくよかったので、マンション管理士も3人に1人位は受かるだろうというのが大方の予測だったんですが、ふたを開けてみると合格率は約7%だったんですよ。受験者数が多かったというのもあるんですが・・・。

そんな高倍率の中合格されたんですね。

 新しい国家資格なので、第1回目に合格しなくては意味が無いと思ったので、当時はかなり集中的に勉強をしました。試験は12月で、各種専門学校が夏頃から対策講座を開講しだしたんですね。私は第1回目ということもあり、様子見をしていて、結局、試験2か月前から勉強をしはじめました。

2か月の勉強で?!

 当時はがむしゃらに頑張りました(笑)何が何でも取らなくてはいけないと思っていたので。大学3年生の時で、周りは就職活動をしていましたね。私も卒業後いきなりマンション管理士になったわけではなくて、一度銀行に勤めたんです。内定を頂いてからマンション管理士の資格を意識しはじめました。

内定を頂いたらもう安泰という風にはお考えにはなりませんでした?

 やはり女性にはライフスタイルがあるので。結婚して、子どもを産んでも社会復帰したいと思って。簿記は持っていましたけど、それだけじゃ弱いなと感じていたので。そこでマンション管理士の資格に出会ったので。一つの資格が私の人生を変えたという感じですかね(笑)

高校、大学と集中的に勉強をして資格を取得された経験が、今の業務で活かされているなと感じる事はありますか?

 あります。資格取得はスタートラインに立てたに過ぎないので、取得してからの方が集中的に勉強しなくてはいけない時がたくさんありますしね。集中的に効率よく勉強する方法を知れたという事はとても役立っていますね。

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