2011.07.06

学んで蓄積された栄養が、起業という実に結びつく

かわさき社会保険労務士事務所 / 川﨑俊一

かわさき

かわさき社会保険労務士事務所 川﨑 俊一

今回取材をさせて頂いたのは、かわさき社会保険労務士事務所 の川﨑 俊一さんです。
「全ての人が、余裕ある人生を送れるよう、働きがいのある社会を作ること」
「全ての人が、豊かで実りある人生を送れるよう、フェアな社会を作ること」
そのようなミッションを掲げられている、川崎さんの記事をどうぞご覧下さい!

 

「創業支援の事業を展開」

川﨑さんは何の分野で起業されたのですか?

 私は社会保険労務士です。社会保険労務士とは、人事労務のスペシャリストです。それでこの度、企業の人事労務をコンサルティングするオフィスを開設しました。
 そもそも皆さんは社会保険についてどのくらいご存知でしょうか?
 たとえば、病気になって病院に行く時、何を持って行きますか?それは、健康保険証ですね。学生さんは、親御さんがお勤めされている場合、その勤務先の健 康保険に加入しています。親御さんの扶養家族として一緒に加入しているということなのです。もちろん健康保険に自動的に入れる訳ではなく、会社が健康保険 への加入手続きをしなければなりません。その手続きの代行を行うのが社会保険労務士なのです。
 もちろん社会保険労務士の仕事は、他にも年金や健康保険の社会保険、労災保険や雇用保険、給与、就業規則などの人事制度、労働問題、労働安全衛生、人事 全般に関わる相談など人事全般を行います。具体的には、労働保険や社会保険の手続書類の作成、それら手続き書類の年金事務所やハローワークなど行政機関へ の提出、就業規則や労使協定など企業に義務付けられている諸規定の作成や届出、各種助成金の申請などを代行します。また、これらの業務に関連した相談業務 やコンサルティング業務を行います。特に私は、相談業務やコンプライアンスチェックなどのコンサルティングを得意としています。


どうして起業されたのですか?

 私は、人事コンサルタントとして企業の組織運営をサポートするビジネスをしようと考え、社会保険労務士の資格を取得しました。一企業での事務仕事は同じ ことの繰り返しで単調なものですが、同じことを確実に繰り返し、間違いなく処理していくことに意義があります。しかしながら自分の場合は、この先定年まで 何十年も同じ仕事を繰り返し続けて行くことに魅力を感じられなかったのです。
 ちょうどそのころから、経済はグローバルタンダードのうねりをうけ、終身雇用制度の崩壊や成果主義の導入、退職金制度の変更などが始まり、新しい人事制 度へと時代が変わろうとしていました。このような時代に、企業の組織改革をサポートする人事コンサルタントとして独立して活躍することが自分の目標になっ ていったのです。人事コンサルタントになるために社会保険労務士の資格を取得したわけですが、資格を取得したからとって、すぐに人事コンサルタントとして 活動できるわけではありません。コンサルタント会社に所属して、人事コンサルタントとしてのスキルを身に付けたわけです。そこでの経験も10年を迎え、こ れを契機に、独自のコンサルティングを展開しようと完全に独立し、コンサルティングオフィスを開設しました。

今後どのような事業展開をお考えですか?

 今まで大手のコンサルティング会社に所属していて感じたことがあります。それは、多くの企業の相談を受けてきた経験か ら、大手企業の事情と、創業間もない企業の事情は全然違うということです。今までは、主に大手企業の手助けをしてきましたが、これからは、創業して困って いる企業のサポートに力を入れて行こうと考えています。 
 創業するにはいろいろな問題が出てきます。たとえば、創業時は資金が少ないので、初期費用を極力えなければなりません。そのため、オフィスを借りる場所 にも困ったりします。都心は高いですし、郊外だと不便です。それで私の場合は、様々なオフィイスを検討した結果、個室のレンタルオフィスを借りることにし ました。レンタルオフィスもさまざまありますが、ビジネスバンクのオープンオフィスは、都心であるにもかかわらず、賃料がリーズナブルで保証金や保証人も 必要なく、起業家に借りやすい仕組みになっています。このような創業支援は、本当にありがたいと思いました。そのようなこともあり、これからはアーリース テージの会社のお役に立てるような創業支援の事業を展開して行こうと考えています。

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