2013.10.15

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カフェ・カンパニー(株) 代表取締役社長 / 楠本 修二郎

カフェ・カンパニー

カフェ・カンパニー(株) 代表取締役社長 楠本 修二郎

1964年 福岡県生まれ。1988年早稲田大学政治経済学部卒業。 同年リクルートコスモス入社。93年大前研一事務所入社後、94年平成維新の会事務局長に就任する。
 98年スタイル・ディベロップ゚設立、代表取締役社長に就任し、キャットストリートの開発活動を開始。2001年現カフェ・カンパニーを設立し、代表 取締役社長に就任する。同年、渋谷の東急東横線高架下に「SUS」を オープンする。
 その後、代表ブランドある「WIRED CAFE」や「246CAFE<>BOOK」、六本 木の東京ミッドタウンに「A971」、渋谷ヒカリエに「Flowers Common」を オープンするなど地域に応じたカフェブランドを展開。現在の店舗数は、 首都圏を中心に77店舗となる。
 また、屋外型の商業空間「246COMMON FoodCarts<>Farmer’s Market」 の企画運営や、地域活性化事業としてサービスエリアの運営を展開するなど多様な事業を展開する。直営店事業以外にも“コミュニティの創造”をテーマにした商業施設やコミュニティ型集合住宅・オフィスの設計・プロデュースにも従事している。
 また、日本の戦略産業分野である文化産業の海外進出促進、国内外への発信や人材育成等の政府横断的施策であるCOOL JAPAN構想の実行委員会を務める他、2011年6月に発足した、東日本の食の復興と創造の促進および日本の食文化の世界への発信を目的とした一般社 団法人「東の食の会」の代表理事も務める。

人と人がリアルにつながる場所を創りたい

楠本さんというと、大学時代からカフェ好きだそうですが、カフェ創業の原点とはなんですか?

 僕は福岡出身で、小さい頃は米軍基地のある海の近くに住んでいたんです。ですからアメリカのカルチャーに憧れはありましたね。友人とアジトを創って、漫画を読んだり、本当は入ってはいけない場所だったから、ときどきSPに捕まったりね(笑)。幼い頃みた、ここからの夕暮れの風景が今でも心に残っています。

楠本さんの学生生活について聞かせて下さい。

 高校のときは、2年生までサッカー少年でした。ある時、膝を痛めてしまってサッカーを続けることができなくなったんです。高校3年生になるとまわりは受験モードに入って、成績もいいほうではなくて担任の先生からは、大学に受かるはずがないとまで言われました。でも「見返してやる!」と必死で勉強し、早稲田大学の商学部ならいけると思って勉強したんですが、結果不合格。悔しかったので、浪人して、早稲田大学に合格しました。
 早稲田大学に入学したものの、学生時代は高田馬場よりも、渋谷・原宿・六本木にいることのほうが多かったですね。授業もそこそこに、ランチを食べて、喫茶店へ行き、そこではみんなでたむろしてるんだけど、注文するのはコーヒーだけ。(笑)そんな生活でした。
 夜は六本木のライブハウスでバイトをしたり、あとは、レゲエのライブハウスにも行ったりね。ノリで、友人が「海に行くかー!」ってなったら「よぉし、行くかぁ!!」って盛り上がり、ドライブをして、朝の5時に湘南に着く。そして学校に戻り、授業を受け、暇つぶしに喫茶店に行き夜は六本木に向かう、そんな生活でした。昼は企画サークルの友人とイベントを企画したり、喫茶店に行ってのんびりしていました。本当によく遊んだ学生生活でしたよ(笑)

起業は大学生のころから考えていたのでしょうか?

 起業するというよりは、チームを作って何か仕掛けていくことが好きでしたね。明確に起業をしようと思ったのは、大学4年のときだったかな。

どうしてカフェという場所創りに関心を持っていたのですか?

人と人がリアルにつながる場所を創りたいと思ったんですよね。。楽しいと思ったことに互いに共感したり、時には泣いたり、立ち止まったりする場所は必要ですからね。土地には土地の素晴らしさがあるんです。東京には東京の、地方には地方の、そして世界に目を向けても同じことです。アジアで言うと、屋台もカフェって言っていいんじゃないかな。

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