2012.12.03

誰かのことを想う時、人は必ず強くなる

株式会社陽なた家ファミリー / 永松茂久

永松さん

株式会社陽なた家ファミリー 永松茂久

 株式会社 陽なた家ファミリー代表取締役
「for you」project代表

1974年大分県中津市生まれ。
2001年、26歳で地元中津に夢のたこ焼き屋
「天までとどけ。」を開店。わずか3坪で大行列をつくり、
日商平均25万円を得るたこ焼き屋として、
テレビ、その他マスコミで大反響となる。

その後、2005年、生涯納税額日本一の大商人、
斎藤一人氏と出会い、数々の教えを伝授される。
その教えを活かした現在経営する「陽なた家」
居酒屋「夢天までとどけ」(ともに大分県中津市)
居酒屋「大名陽なた家」(福岡県福岡市)はいずれも
口コミだけで全国から大勢の人が集まる大繁盛店になっている。

「一流の人材を集めるのではなく、今いる人間を一流にする」
というコンセプトのユニークな人材育成には定評があり、
数多くの講演、セミナーを実施。
累計動員数は延べ15万人にのぼる。
経営、講演だけではなく、執筆、人材育成、出版プロデュース、
イベント主催、映像編集、コンサルティングなど
数々の事業展開をこなす、メインドイン九州の若手実業家である。

著者である「斎藤一人の道は開ける」(現代書林)、
「斎藤一人の人を動かす」(PHP研究所)、「感動の条件」(KKロングセラーズ)
はいずれもベストセラーとなり、累計20万部を突破している。
2012年春、「特攻の母」として有名な鳥濱トメの資料館
「知覧 富屋食堂」特任館長に就任。

 

「For You精神」

現在の、主な事業内容を聞かせて頂いても宜しいでしょうか?

 今やっている事業は、飲食業と人材育成ですね。
私は、大分の本店の「陽なた家」でたこ焼き屋を始め、現在コンセプトが違う3店舗のお店の経営しています。共通しているコンセプトとしては、「笑顔が集まるもう一つの家」です。2号店は、私が生まれ育った商店街で、3号店は福岡に出店しました。おかげさまで全国からお客さんが来てくださるようになり、現在の総席数は400席になりました。
 この3店舗の経営と、人材育成の一貫として本の執筆や、講演や企業研修などをさせて頂いています。

幼少期から16年間たこ焼きをやりたいと思われ続け、夢を実現されたと伺いました。その「ブレなかった」理由はなんだったのでしょうか?

 小学5年生の時からたこ焼き屋になりたいという想いはブレなかったんです。理由は単純で、近所のたこ焼き屋を手伝っていて、とにかく人が喜ぶ姿を見るのが嬉しかった。もしそれが唐揚げ屋で喜ばせていたら、唐揚げ屋を目指していたと思います。人に喜んでもらえることって人に必要とされることじゃないですか。そして居場所ができる。今考えてみれば、たこ焼き屋になりたかっというより、単純に「人に喜んでもらえる場所」が欲しかったと思うんです。野球少年がプロ野球選手に憧れるように、私にとってたこ焼き屋は憧れだったんです。誰かに憧れたというよりも、自分で自分の未来図を描いて、勝手に運ばれた感じですね。 

「陽なた家」の魅力はなんだと思われますか?

 「For You精神」です。人に喜んでもらうというところでは、どこにも負けないと思います。 

 

お店の「朝の朝礼」を拝見させて頂き、素直に感動しました!

 最初が、理念の唱和ですね。私たちは誰のためにやっているのか、どんな人を目指すのかということを確認します。それをとにかくみんなで声を揃えて言うんです。正直、言い続けて本当に意味があるのかなと思っていたんですが、この「言う」というアクションが大事だと気が付いたんです。言ったらしみ込んでいくんですね。そして、イメージングをします。自分がなんのために、誰のためにやっているのかを感じるんです。最後に目を空けて、スピーチです。これは、喋る訓練と、聴く訓練なんですね。あの朝礼には、大切なポイントがいっぱい入っています。

永松様が尊敬されているお方で、斎藤一人様がいらっしゃると伺いました。 斎藤一人様から学んだ中で、一番印象に残っているのはどのような教えだったのでしょうか?

 「目の前の人を大切にしな」という一言です。
もしみんなが目の前の人を、「せーの」で大切にしたら、世の中は変わりますよね。だから私は「For You」という考え方を世の中に広めたいと思っています。その「For You論」ができたのには、3つの理由があります。一つは自分たちの経験。もう一つが斎藤一人さんの教え、そしてかつての日本人から学んだものです。昔の人の考えは、自分が出世するときは「世のため、人のため」と言っていたんです。古き良き日本ですよね。それをもう一度思い出して欲しいと思っています。人は誰かを守りたいと思った時に、強くなります。学生の方や20代のビジネスパーソンによく問いかけるのは、「仕事を通して誰を喜ばせたいのか」ということです。今は戦時中とは違い、大切な人を守るために命をかけなくてもいい、とても優しい時代です。だからこそ、大切な人のためにがんばるのは、とても価値があることだと思います。

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