2013.06.10

リーダーシップを変えて行かなければならない

元スターバックスコーヒージャパン CEO / 岩田松雄

岩田

0から1を創りあげるというよりかは、大きくすることに興味がある

岩田さんは幼少期からまじめで熱心な学生だったのですか?

  自分では普通のこどもだったと思っていますが、あまりまじめではなかったですね。すごくやんちゃな子供でしたよ。どちらかというと、問題児だったのかもしれません。 小学校の時も、成績もよくなかったですし、4年生の時、新米の先生を「頼りない」とか言って、泣かせてしまったこともありましたね。

岩田さんが、一所懸命に物事に取り組み始めたきっかけは、あるのでしょうか。

  私は小学校5年の時に転校をしたんです。そこで、優等生に生まれ変わろうと思いました。中学校の時は、成績も良く、部活も頑張りました。私が学級委員をした3年5組は、伝説のクラスでした。新聞コンクールで、1位2位3位独占したりとか、運動会も優勝、合唱コンクールでも入賞とスポーツ勉学の両方で常に1位でした。でも、高校生のときは進学校でしたが、野球ばかりして、勉強は落ちこぼれでしたね。甲子園の夏の予選大会で負けてから1年間はすごく勉強しました。

幼い頃からリーダーシップは、あったのですね。

  私は、中学1年の時に生徒会立候補して落ちました。3年生で、学級委員に推薦され、普通半年で終わるのですが、周りから推薦されて、1年間続けました。 高校で、野球のキャプテンに選ばれました。大学では、野球の新人監督をして欲しいとキャプテンに頼まれ、引き受けました。学生時代は本当に野球少年でしたね。私と比べると今の学生さんは、とても勉強熱心で意識は高いと思いますよ。


よく起業をしないのかと言われないのでしょうか。

  よく言われますが、私が得意なのは0から作り上げる起業ではなく、ある程度の規模の会社を大きくすることだと思っています。ある程度の規模になってはじめて人のマネジメントやマーケティングのスキルは必要となりますよね。私は起業家ではなくて企業家ですね。 ただ日本のために経営者を育てたいとリーダーシップコンサルティングを設立しました。

 

起業という選択肢について。

  日本でも、起業することを目指している人は、多いと思います。けれど、起業を目的にしていたら、本末転倒になると思います。やりたいことが明確になっていて、手段として起業することはいいですよ。ただ、起業はカッコイイという考えでは、失敗しますよ。世の中に対して、何か役に立ちたいという気持ちがまずあって、その手段として起業が一番よいと思うなら、起業すればよいです。私はリーダーを育てて世の中に役立ちたいと思ったから、リーダーシップコンサルティングを設立しました。

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