2012.12.11

幸せから生まれる幸せ

株式会社リブセンス / 村上太一

リブセンス 村上 404

株式会社リブセンス 村上太一

株式会社リブセンス代表取締役社長。在学中に株式会社リブセンスを設立し、「採用成果報酬&採用決定者にお祝い金贈呈」というビジネスモデルをベースとした、「ジョブセンス」で急成長を果たす。2012年10月に25歳で東証一部上場を成し遂げ、上場の「最年少記録」を更新した。現在は、転職情報、派遣求人、不動産情報など、様々なwebサービスを展開する。

 

文化となるWebサービスを、つくる。

村上様がご提供されているサービスの特徴として、「成功報酬型」というものがあると思うのですが、それをやろうと思われたきっかけを聞かせて頂いてもよろしいでしょうか?

 成功報酬型のモデルは、「ジョブセンス」というサービスを通して初めてスタートしました。「ジョブセンス」が生まれたきっかけは、街中にある「アルバイトの広告」だったんです。高校時代にアルバイトを探していた時、街中にアルバイトの広告が沢山あるにも関わらず、ネットではなかなか情報を得る事ができなかったんですね。調べてみるとそれは、広告費が高いためにお店がネット上へ広告を出せないからだったんです。情報を得るために、隣町まで自転車で広告を探しに行った経験もありました。 
  ビジネスは「不便や問題の解決」から生まれるので、私の場合はこの大変だった経験から「ジョブセンス」をやろうと思ったんです。そして、広告が無料でできる「成功報酬型」というサービスを世の中に出せば、過去に私が感じていたような不便さを感じる人も減少するのではないかと感じましたね。

ビジネスモデルをつくる為には、「自分自身を知る」ということが大切になってくると思いますが、自分自身と向き合う為に、村上様はどのようなことをされていたのでしょうか?

 「なぜ?」を自分に何度も問うことですね。 なぜそれを不便と感じるのか、なぜ友達といるのが楽しいと感じるのか、自分のあらゆる選択の裏にある「なぜ?」を丁寧に汲み取ることが大切だと思います。そして、自分の感情を「言語化」することですね。例えば、20歳の学生がいたのなら、20年間の間あらゆる決断をしていることになります。その決断の裏にある「なぜ?」を突き詰め、言語化していくと、自分の「軸」を見つけることができる思います。

起業というものも、自分自身を知る為に有効な手段だというご意見を他の起業家の方から伺ったのですが、村上様も「起業」というものを通して自分を見つめることができているという感覚はお持ちでしょうか?

 そうですね。自分で経営をすることで社員と株主からフィードバックを沢山もらえます。それによって「自分」という性格が見える機会は沢山貰えていると思いますね。自分一人だけでやっていると外部からのフィードバックは少ないと思いますが、起業をして経営をしていくことで、沢山のジャッジが多くの人に影響していきます。これは自分を知るためにとても貴重な機会だと感じますね。

ジャッジの回数が多いということで、村上様の中にある「判断をする時の軸」とはどのようなものなのでしょうか?

 まず、会社の軸として「幸せから生まれる幸せ」というものがあります。「人を幸せにすることは、幸せを生む」という想いは常に大切にしていますね。その上にあるビジョンとして、「文化となるWebサービス」を創っていこうという想いを掲げています。世の中に圧倒的に便利なサービスをつくっていけば、「幸せから生まれる幸せ」を最大化することが出来るのではないかと考えていますね。「ジャッジ」の軸に関して言えば、その想いを達成するために正しい道なのかというのが軸になっているのだと思います。

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