2014.04.17

私が「起業家」?女子大生がウェブサービスを作るまで

Coupe簡単サロンモデル検索 代表兼プログラマー / 竹村恵美

竹村さん 掲載用

【女子大生にできたんだから、自分にもできるんじゃないか?】

大学3年生でサービスを展開されたということですが、1・2年生の時はどのように過ごしていらしたのですか?

 本当にどこにでもいる普通の大学生でした。特にスキルを磨いたということは全くしませんでした美味しいお店を探したり、ショッピングをしたり。ただ海外旅行と短期留学は好きだったので、アルバイトして貯めたお金でよく行っていました。アルバイトは4年間アパレル会社で販売員として働いていました。勉強の方はというと、みんなで楽単を探して取るような普通の大学生です。ただ、高校時代に3年間スイスに留学していてフランス語は今でもある程度は話せるので、それを維持するためにフランス語は勉強しています。

就職活動についてはどうお考えですか?

 Coupeを続けて行けたらいいなと思っています。現在のCoupeは一部のエリアの方々にしかお使い頂けませんが、美容師の未来に「無くてはならないもの」を目指しています。今後Coupe以外でも、世界中の人々に無くてはならないサービスをどんどん生み出して行きたいです。そのため進みたい業界で言えば絶対にIT分野です。これからの未来を作って行きそうでわくわくしますし、自分でガツガツ進められるのは私にとってすごく魅力的です。
 今の就職活動は少しおかしい気がします。世界中でみても、同じ服を着て一括エントリーなんて絶対おかしいです。おしゃれでにぎやかな友達がいきなり黒髪にして、「友達が受けるから金融を受ける」って言ってるのが本当に不安になります。私は黒髪にしませんでしたし、リクスーは買ってません。企業に就職するなら、こんな風に自分でやっていることアピールし評価してもらって入社するほうが、win-winだと思います。やる気と行動力があれば、ウェブサービスは簡単に立ち上げられます。

そうした積極的な姿勢はどこから生まれたのでしょうか?

 ログバーの方々にかなり感化されました。サービスを作り、いざリリースという時に、「サービスをリリースした後に、色んな人から色んな事言われると思うけど、全部聞かなくていい。実際に実行できる人は少ないし、やったほうが勝ちだよ」とログバーの社長の吉田さんにアドバイスを頂きました。その言葉が胸に刺さり、「やってから考える」という姿勢を得ることができました。ログバーの方々からはいつも褒めて頂けたり、様々なアドバイスを頂いて、本当にやる気に繋がりました。ログバーの方々と一緒に居て、人よりも突き抜けたことをしてみたいという思いが芽生えました。
 また去年サイバーエージェントの藤田晋さん著書「渋谷で働く社長の告白」を読んだことも大きかったです。藤田さんご自身が学生時代に営業のインターンを積極的にされていて、その結果今の自分があると本の中で仰っているので、私も人と違ったことをやるなら学生時代だ!という想いもありました。

サービスを展開したことで身についたスキルや感じたことはありますか?

 メンバー内でヴィジョンの共有ができないとみんなで同じ方向に進めないということが分かりました。就職活動をすると、企業分析ってあるじゃないですか?企業理念とかヴィジョンとか調べますよね。あれって正直何の為にあるのだろうって思っていました。しかし、サービスを展開することでその意味や必要性が分かりました。ヴィジョンを共有することで、チーム内に結束力が生まれますし、各々の役割も明確になるんです。

最後にReLifeの読者に向けてメッセージを下さい!

 特に就活生の方に言っているのが、学生にリスクや失うものがないということです。費用としてかかっても、サーバーとドメイン代で年間6000円くらいです。やってみて得ることの方がむしろ多いです。それでいてやる人が少ないので、本当にやるが勝ちだと思います。私みたいな普通の女の子でも、始めたことで、こうして取材の依頼や講演の依頼も頂けるのです。実際に経験する事で、自分の将来のビジョンも明確になります。あと就職活動の場で自分が作ったサービスをお見せすると、面接官の方も目をキラキラさせて褒めて頂いて嬉しかったです。自分がやってきたことを相手に形として見せることができるってとても強みになりますよね。この記事を読んで、「よし、始めよう!」と思った方は、まずはプログラミング講座などに参加して、実際にどんなものか確かめに行って下さい。きっと何かが変わると思います。「女子大生にできたんだから、自分にもできるんじゃないか?」と思って頂けたら嬉しいです。