2013.10.03

南極の氷が全て溶け落ちる程、世界を熱く燃え上がらせる

株式会社ZUU / 冨田和成

冨田さん

株式会社ZUU 冨田和成

大学在学中にソーシャルマーケティングにて起業。
2006年に一橋大学経済学部を卒業後、野村證券株式会社に入社。
支店営業にて同年代のトップセールスや会社史上最年少記録を新規開拓や総収益など各分野で樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動。
その後シンガポールへの駐在、ビジネススクールへの留学やタイへの駐在などを経て、本店ウェルスマネジメントで金融資産10億円以上の企業オーナー等への事業承継や資産運用・管理などのコンサルティングを担当。
2013年3月に野村證券を退職し現在に至る。

同じところに留まっていることの方がリスクが高い

大学時代は何をされていましたか?

  私の人生は小学校3年生から始めたサッカーで占められていますね。大学時代も1年生から、ほぼ毎日練習をして、サッカー漬けの毎日でした。キャプテンもやりました。元々、プロを目指していたのですが、ヘルニアで腰を痛めてその夢が断たれました。

起業のきっかけとどのように出会ったのですか?

 大学3年生の冬に、吉祥寺で行われれる予定だった合コンの待ち合わせを学内でしていたんです。そしてその日の、16:00~18:00に就職説明会がやっていたんです。当時私は、教師になるつもりだったので、就職する気はなく、興味なかったんですよ。でも、友人から誘われて、暇つぶしと思って就職説明会に行ったら、全く興味がなかったはずの、ビジネスの面白さに魅了されたんです。知れば知るほど面白い!そこが私の人生の転機です。その後、就活して、野村証券を選んだんですけど、早く自分の力が試してみたくて大学在学中にはソーシャルマーケティングの会社を起業しました。この企業がそこそこ儲かって、学生にしては良い生活を送っていましたね(笑)
 もうひとつは《キッカケ》という学生団体を立ち上げました。色々なバックグラウンドを持った学生たちが出会ってスピードの相乗効果が生まれてくる様な学生団体になっていきました。

起業することのリスクについてどうお考えですか?

 同じところに留まっていることの方がリスクが高いと思います。自分自身の人生を考えたときに、やりたいことを達成できる可能性が低いところにいる方がリスクが高いと思ってしまいますよね。自分が所属する会社のオーナーシップを持っていると持っていないとでは天と地の差です。自分の色に会社を染め、進みたい方向に猛突進するには起業でないと難しいでしょうね。私の場合、野村証券で圧倒的に鍛えられた営業力があります。これがあれば会社を離れ独立してもリスクはありません、営業し続けることできれば会社は潰れませんからね(笑)。むしろ同じ会社に所属し続けることの方が私にとってはリスクなんです。

冨田さんが学生企業や学生団体を運営した際のポリシーなどはありますか?

 OB.OGとして口出ししないことですね。サッカー部のキャプテンをしていた時も、OBの人たちが試合や練習などを見に来る度に、自分のやり方に口を出されることが嫌でした。指導者がいるとその人が憧れみたいになってしまうんですね。ですから、その人のカラーが年々残らないようにして、その年によって違ったカラーのある組織の方が面白いですよね。学生団体キッカケが主体的な組織のまま今でも存続してくれているのはそういった部分も少なからずあるのでは思っています。

現在の事業内容を教えてください。

 金融×ITという分野でビジネスを展開しております。金融をインターネットというツールを使って、より広い人たちに届けています。かつ、金融のプロセスを効率化しています。

金融というと難しいイメージがあるのですが・・・具体的には、 どのようなことをされているのでしょうか?

 説明すると、一つはBtoC事業。 Cは個人富裕層の人たちです。我々は、月刊アクセスで20万PVくらいある金融メディアのZUU onlineというメディアを持っているんです。このメディアを通じて、富裕層の方に金融機関から中立的な情報を届けていますね。その結果として、富裕層の方を囲い込んでいます。
 もう一つはBtoB事業。金融アドバイザーと呼ばれる、銀行マン、証券マン、保険マン、不動産マン等の金融に関わる人たちに対して、営業情報支援をしています。毎日、今日のトップニュースであったり、こんな話をお客様にすると売り上げが伸びるかもしれませんとか、この企業にはこういうアプローチがいいとか、実際に営業動向まで調べて提供しています。
 金融という切り口かつ、金融アドバイザーが富裕層にアプローチするっていうプロセスをBtoBとBtoCで切り分けて、ビジネス展開しています。 将来的には国内外で、そこで囲い込んだ金融アドバイザーと富裕層のマッチングプラットフォームにするのが、戦略です。

今現在、富裕層に対して、中立的な情報は与えられていないのですか?

 基本的に金融機関は、自分らの売り上げを上げる為に営業をするので、中立じゃないんです。他の業界もそうなんですけど、金融業界は、顧客との間にある情報の非対称性が特に大きいため、それが顕著なんです。

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