2013.11.06

次の世代に対して、ドヤ!と誇れるような起業を!

株式会社ウィズグループ / 株式会社たからのやま / 奥田 浩美

奥田

株式会社ウィズグループ 株式会社たからのやま 奥田 浩美

インド国立ムンバイ大学大学院にて社会福祉課程修了。

1991年、IT関連通訳事業・コンベンション事業を設立し、
     数多のIT系大型イベントの日本への上陸を助ける。

2001年、株式会社ウィズグループを設立。IT系大規模コンファレンスをメインに事務局統括を行う。

2012年、ITを軸に地域活性を促すメディア、fin.der.jp   http://fin.der.jp/ を立ち上げ、
     地域でのIT活用促進、創業支援などを行っている。

この夏、地域の課題解決などを手掛ける株式会社たからのやまを人口7000人の町、徳島県美波町に創業。徳島に限らず日本全国を起業プランコンテストの審査員・メンターとして飛び回っている。一女の母で、女性起業家のインキュベータでもある。

学生の時には、場所を変えるということが大事なんです

現在どのような事業をされているのでしょうか。

 本業はワールドワイドで最先端の技術を世の中に広めるという、技術系セミナーの運営と企画をしています。アメリカのGoogle社などが世界でカンファレンスをする場合、何千人と人を集める時の事務局をしています。世界のIT系の企業を中心に一緒にやっていて、24年という月日の中で技術の発展などを時系列で見ることが出来るんです。それが、この事業の面白いところだと思います。

その仕事を始められたきっかけは何だったのでしょうか。

  私は、最終学歴がインドの社会福祉修士なんです。でも、日本に帰って来た時には、ワールドワイドでピッタリくるような仕事がありませんでした。なので、初めは国際会議をやる会社に就職していましたね。1年半くらいしてから事業を起こしたんです。「世界を変える」という話の近くに、自分がいたいというモチベーションだけで活動していましたね。

なぜ起業されたのでしょうか。

  私は今までに、二回起業しています。  最初の起業は知人に創業メンバーとして誘われたのがきっかけです。三人で起業しましたが、社長は私ではなく他の方でした。その人に大半のお金を出してもらって、場所も提供していただき、事業の中身は全て私たちで創るというものでした。  その後、2001年に立ち上げた事業は自己資本だけで、資金繰りも全て自分でやりました。ですから、お金をたくさん出していただいて、複数で事業を立ち上げる良さも、自分一人で立ち上げる良さも両方分かるんです。  今は三回目の起業をしています。IT×地域というメディアを立ち上げるプロジェクトをしています。田舎に住む多くの方は、自分が住む地域に何の特別さも感じていない場合が多いです。でも、私達はそこに目を付けました。そこに私たちにとっての宝の山があるのだと感じ始めたんです。今まで20年間IT業界でやってきたので、そのような宝を地域に結びつけるときも、普通の人とは違って、ITの後ろ盾があります。そこを上手く結び付けるだけでも物流や地域の意識が変わったりするでしょう。例えば、今、日本の高齢化問題や地方の過疎化の問題が叫ばれていますよね。そのような若者が少なく高齢者がたくさんいる街でも、私たちにとっては宝の山になります。もし、私が何も経験していない状況だったら、アイデアだけの勝負になってしまいます。ですが、私はそれを東京や他の地域や世界に結びつけることが出来ます。しかるべき人がしかるべき所でビジネスをすることが大事で、ビジネスによる地域の活性化だけでなく高齢者の方のスキルもアップしていくことが出来ます。

学生時代から取り組んでいたことはございますか。

  学生時代は不真面目でもなかったのですが、みんなの前に立つようなことも一切しませんでした。その理由に、鹿児島にいたということもあるのかもしれません。地方にいたので、その中にいると、自分が必要とされている度合いがすごく少なく見えてしまうんです。地方の国立大だとギラギラ、ギスギスしている学生は少ないんですよね。大学4年までの7年間、両親と離れて妹と暮らしてきました。7年間両親に言われた通りにやってきましたが、4年生の夏の教員試験の後に両親と共にインドに行ってそこで何かが弾けました。

インドにはどうして行かれたのでしょうか。

 留学の為に行きました。挫折続きでしたね。授業についていけるほどの英語力もなく、インドの社会福祉を学んだからといって日本で通用するものも一切ありません。今思えば、勢いだけで留学に行きましたね。

留学先のインドで何か得たものはございますか。

 帰ってきた時に、何が役に立ったかというと、学歴とかではなくインドの最下層の世界を知り、その傍でも生きられたという事ですね。人間の生きている幅や、生き方を学んできたので、日本に帰ってきてから苦しいと思ったことは一度もありません。例えば、あなたは、一週間トイレのない生活ができますか?ということです。その為には、自分の中の価値観を崩さないといけません。普通は、みんなの見ている所で用を足すのは恥ずかしいですよね。でも、向こうの最下層の生活での価値観では、それが普通なんです。そういった価値観の違う出来事の積み重ねによって、日本から持ってきた自分の価値観はガラッと変わります。それはインドだけではなく、アメリカや韓国などの他の地域に行っても、自分の持っている価値観が変わることは多々あると思います。だから、学生の時には、場所を変えるということが大事なんです。

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