2015.06.19

半年で武器をつくって起業する

サムライト株式会社 代表取締役 / 柴田泰成

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サムライト株式会社 代表取締役 / 柴田泰成 (しばたやすなり)

2006年楽天株式会社に新卒入社後、複数の新規事業立ち上げに携わる。
楽天社内の新規事業コンテスト優勝(1700件中1位)を経験。 2012年にリクルート入社後、家具情報サイトTABROOM(タブルーム)の立ち上げや、webマーケティング業務に従事。 2013年「Incubate Camp5th」で優勝した後、7月にベンチャーキャピタル「ソラシード・スタートアップス」を設立し、 現在までに7社の投資・創業を実施。また、2013年9月にサムライト株式会社を代表取締役として設立。 オウンドメディア運営実績で国内有数の事業に成長させ、2014年10月にグリーベンチャーズから1億円の資金調達を実行。

サムライト株式会社ホームページ http://somewrite.jp/

柴田氏のブログ http://cybertimes.info/

 

 

 

【30歳までに起業する】

始めに、学生時代の過ごし方をお聞かせ下さい。

 将来起業したいという志を持っている仲間が運良く集まって、一緒に学生団体を立ち上げました。団体では、インターンのイベントや、起業家の講演会を開いていました。そのときのメンバーには、動画事業を手がけているローカスという会社の瀧社長や、サイバーエージェントの子会社の代表になった者など、起業や経営に携わっているメンバーがその学生団体に多く集まって活動していました。

そもそもなぜそういった学生団体を立ち上げたのですか?

 単純におもしろそうだから、という理由と、サイバーエージェントの社長の藤田さんの『渋谷で働く社長の告白』という本を読んで、ベンチャーって凄いなと思っていて、そういった中でやる気のあるメンバーと出会って団体を立ち上げました。

新卒では楽天に入社されていますが、なぜ楽天に入ろうと思われたのですか?

 僕が就職活動をしていた時は、ライブドア事件のちょっと前で、楽天はTBSに買収を仕掛けたり、ライブドアがフジテレビに買収を仕掛けたり、「なんだかITでこれから世の中が変わりそうだな」という予感のする時代でした。当時ライブドアは新卒を取っていなかったので、じゃあ楽天に、という流れで入りました(笑)また、新規事業を立ち上げるチャンスも多いとだろうと思って入りました。

楽天の後はリクルートに転職されましたが、どういった経緯からなのですか?

 30歳になって起業しようと前から決めていたんですが、起業する上でまだ弱いなと思うところがありました。たまたま繋がりがあって、リクルートで自分がやりことをやらせてもらえることになって、いい機会だと思って転職をしました。リクルートでは、新規事業を立ち上げつつ、自分の足りなかったパーツをしっかり集めることができて、満を持して起業したという感じです。

サムライトは、「広告を情報に変える」とミッションを掲げていますが、どういった想いからなのですか?

 楽天とリクルート時代からいろんな新規事業を立ち上げてきたんですが、マーケティング分野が多かったんです。そこで、「広告のあり方」をずっと考えていました。というのも、結局ネット広告って効率性を重視する形になっていて、それを追求するがあまり、ユーザーの邪魔をしたりします。例えばスマホでサイト見ていると、いきなりスポンサード広告が入ることがありますよね。最近はネイティブアドも業界で問われていて、PRを書いてなくて、人を結果的に欺くこともある。それではよくないとずっと思っていて、自分の中に矛盾を抱えていたんです。企業の中だと自分がそう思っても会社の方針もあるので、なかなかできないじゃないですか。ただ、自分が会社を立ち上げて自分の意志でやれるなら、そういうことはしたくないと思っていました。僕たちは、新しい広告の形、ユーザーにとっても、企業にとってもハッピーな形を追求したい、だからこのビジョンを掲げています。

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