2013.04.12

自分の力で生きていけるように進んで行ってほしい

株式会社オプト / 鉢嶺登

オプト 鉢嶺 414

ハングリー精神を持つこと

様々な試みをされている鉢嶺様ですが、これだけオプトが成長を遂げる事ができた要因はどのような点だと思われますか?

 これはオプトだけに当てはまりませんが、「目標設定の明確化」は成長の大きな要因だと思っています。規模感のイメージをどの位置に持っているかで、その後の成長曲線は変わると思います。決して大きな企業にすることが良いとは思いませんが、自分がイメージしている規模感に従って、資金調達や組織の形成方法が変わってくるのは事実です。最初から「10人規模にしたい」のか、「1000人規模にしたい」のかで行動は変わります。大企業にしたいのか、上場をしたいのかはその人が決めればいいことですが、大事なのは、「目標設定を早めの段階で行う事」だと私は思います。 
  私の場合は、「自分の会社を大きくし、上場する」と決めていました。正直に言うと、目標設定を明確にせずに起業をしている人が多いとも思っています。それでは、本当の成長は厳しいと思います。

時代は変わりつつあり、「起業家」というものに対するイメージも少しずつ変わってきているようにも思えるのですが、鉢嶺様はどのようなご意見を持たれていますか?

 その流れはあると思います。世界的な視点で言うと、アメリカは「起業家」に対する支援を国を上げて行いました。不況が訪れ、これから何に投資をするかといった状況になった時に、「起業家」に向けようと彼らは決めました。起業家は新しい雇用を生み、GDPに与えるインパクトも半分近くあることが分かりました。確かに、大企業はGDPに与えるインパクトは大きいけれど、雇用の部分では社員を減らす傾向がありましたので、「起業家」に投資をすることを決断したのです。    そして、国が起業家のための環境を整備しました。起業をした人々が社会的に尊敬されるような文化も作り上げたのです。どんな大学でも起業家教育を最高のレベルに保とうとしていましたし、卒業して起業した人が一番カッコいいという流れもできました。シリコンバレーに行ったときには、起業家を支える環境の違いは本当に感じましたね。日本でももっと起業家が尊敬されてきて欲しいですね。 


以前見た統計資料で、アメリカの人々の「8割」の人々は起業家を尊敬し、日本ではたった「2割」の人だけが尊敬しているという結果が出ていました。

 それだけ違いがあるのですね。かつては、どんな企業もベンチャーでした。それを忘れてはいけないですね。大企業を守ることだけを考えて、次が生まれなかったら、そこには衰退しかないと思います。やはり、国をあげて変えていかないといけないと思います。

 

このような日本の環境ですが、ReLifeの読者の学生にはどのようなアクションを起こして欲しいですか?

  まずは、ハングリー精神を持って欲しいです。「お金持ちになりたい!」でもいいと思います。欲をもっと持って欲しいですね。もちろん、日本が恵まれているので、難しい部分もあるかと思いますが、是非頑張ってもらいたいです。具体的な手段としては、海外にまず出ることだと思います。海外に飛び出すようなハングリー精神を持っている人と、そうでない人との2極化が起きていると思います。今のままのほほんと暮らしたいと思っている人が多いのかもしれません。しかし、そのような人が多くなったら日本の繁栄はありません。是非、この記事を読んでいる人には頑張って欲しいですね。

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