2013.05.02

停止は退歩を意味する

株式会社U-NOTE / 小出悠人

小出悠人

株式会社U-NOTE 小出悠人

上智大学入学後、海外インターンを運営するNPO法人にて専務理事を務める。
営業成績では全国1600人中1位の成果をあげ、60人以上の組織での事業運営統括も行う。
その後、ITベンチャー企業2社でのインターンを経て、2011年10月、U-NOTEを企画。インキュベイトキャンプ2nd 投資採択やKDDI∞Labo第二期参加企業「クリエイティブ賞」、Graph hackシード byGMO Vol.2「最優秀賞」など受賞。2012年6月に株式会社U-NOTEを創業し、同年翌月にU-NOTEをリリース。

 

「停止は退歩を意味する」

そもそもU-NOTEとはなんでしょうか。

   U-NOTEは、セミナーや講演会等、IT系のイベントを中心に、行けなかったイベントの内容を参加者が作成したまとめで知ることができるイベントまとめ サービスです。イベントというものは、商品のプロモーションや採用、ブラン ディングのために行われており、多くのコストが掛けられています。でも、こ れは既に興味を持って、実際にイベントに足を運んでくれた参加者にしか伝わ らなくて、全部フロー型で流れて行くんですね。U-NOTEは、イベントの内容 をweb上でストック型にし、数万人にリーチをかけることができる新しいコン テンツマーケティングのツールなんです。それをさらに各ソーシャルメディアで拡散し、企業の新製品や新サービスなどをユーザーに認知してもらうことができます。 


U-NOTEを立ち上げたきっかけは、何でしょうか?

   U-NOTEを立ち上げた理由として、テレビ、新聞、雑誌、ニュースサイトな ど、昔からとにかく情報収集への欲求が強かったんです。毎日、僕のGoogle Chromeのタブは100個以上開いている状態なんですよ。なので、情報蓄積・共有系のサービスに向いているんだろうなと思っていました。自分のタイプと 運営するサービスがマッチしていると仕事をしていて楽しいです。あとは、 Googleで検索しても出てこないリアルの場にしかない情報を全て集めるようなサービスを作ろうと思いました。誰もがデジタルデバイスを常備し、いつでも 発信できる時代なので、リアルの場にある情報を収集できると思っています。  

大学時代から起業には興味があったのでしょうか?

  大学に入学してから、強く感じましたね。高校時代は遊んでばっかりの学生でした。遊びにも飽きたので、大学に入ったら、自分のやりたいことに目一杯 取り組もうと決めていたんです。ただずっと遊んでいたので、自分の就活に不安を感じていて、どんな人材が社会に求められているのか知るために、入学当 初から色んな企業や活躍している社会人の話を聞いていました。そのなかであ るベンチャー企業の説明会に行き、経営者の話を聞いていたところ、「最大の社会貢献は、ビジネスモデルを作ること」 という言葉を耳にしました。それま では、ボランティアとか社会貢献という言葉が偽善者っぽくて嫌いだったんで すけど、経済を回す仕組みを作ることで大きなインパクトを与え、結果的に社 会貢献になるというのは当時の自分には衝撃的で、自分もビジネスモデルを創 り出す側になりたいと思ったのがキッカケですね。



 

起業をするにあたって不安はなかったでしょうか?

  不安はなかったですね。僕はどちらかと言うと保険をかけてやるタイプで、もし自分が選んだ選択がリスクだったら、起業なんてしていなかったと思いま すよ。むしろ今の会社をやることは、自分の強みになると思ったんです。たとえ会社が潰れたとしても、会社を経営していた人間は、人材としての価値は高い。これは僕にとって、全くリスクではないと思ったので、起業という選択を しました。あとは、この先を想像できない人生にしたいと思ったからですね。

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