2011.01.28

在学中に1万人に会う

株式会社じげん / 平尾丈

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株式会社じげん 平尾丈

・2005年4月株式会社リクルートに入社人事部に配属
・2007年3月株式会社じげん取締役就任(現任)
・2008年1月株式会社じげん代表取締役社長に就任

 

「在学中に1万人に会う」

学生時代にITベンチャーを2社起こされたそうですね

 学生時代は100社を超える商売にチャレンジしました。登記したのが、その内2社だったんです。大学4年生の時に考えた「世界初の就職活動専門のソーシャル・ネットワーキング・サービス」が、東京都学生起業家選手権で優勝することが出来まして、その優勝賞金で起業しました。昔から、ビジネスプランやプレゼンは絶対負けない自信がありました。

在学中に起業したいと思ったきっかけは何だったのですか?

 高校生だったある日、テレビ番組で学生ベンチャーの特集が放送されていました。これにビビッときたんですよね。そもそも私が通っていた高校は、大多数が東大に行くような進学校でしたから、友人の多くは高2から目つきが受験モードに変わるんです。私は、何故そこまで東大に行きたがるのか正直分かりませんでした。手段が目標に変わっている友人を見ていて、自分の中で疑問を持った時に見た、学生ベンチャーの特集がもの凄く印象的だったんです。特集を組まれていた方がSFCの学生で、この人の元で弟子となって在学中にエンジニアになりたいと思い、私はSFCに入学しました。しかし、現実はイメージとは程遠いものでした。「なんか違う」と入学直後に思った私は、自分のロールモデルを探そうと思い、幅広くいろんな人に会う事にしました。「在学中に1万人に会う」という企画を大学1年の夏から始め、誰しも憧れちゃうような職業の人を片っ端から会っていきましたね。そして様々な職種の人に会って思った事は、「業を成す人」はかっこいという事でした。

在学中に1万人の方に会えたのですか?

 実際、3〜4万人の方にお会いしました。毎日100人以上会おうと思い、知り合いをつくろうとして飛び込み営業や、タモさん方式で紹介してもらったり、新橋の駅前で「社長〜」って言ってみたり、いろいろな手法を使いましたね。中でも、IT業界で成功されている方たちは、当時学生でした私の話を親身に聞いてくれました。その時、若くても活躍できる場がITだと悟りました。サイバーエージェントの藤田さんや、ソフトバンクの孫さんなどからは、かなり大きな刺激を頂けました。学生時代に出会った孫さんには、社会人になった今でも、ソフトバンクアカデアを通して学ぶ機会を与えて頂いていますので、とても感謝しています。

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